生成AIナレッジベースのテスト
ナレッジベースを作成したら、チャットボットシミュレータを使用してローカルでテストし、必要な変更を加えてから、チャットボットアプリケーションを使用してユーザーがナレッジベースを利用できるようになります。
ナレッジベースをテストして、期待どおりに動作することを確認します。また、このナレッジベースのチャットボットユーザーがデフォルトで使用できるようにする会話のスターターをカスタマイズできます。チャットボットシミュレータは、ナレッジベースに埋め込まれたすべてのデータソースに対して実行されます。
チャットボットシミュレータで埋め込みデータソースとチャットすることで、ナレッジベースをテストできます。ナレッジベースをローカルでテストする場合、インタラクションやインサイトはGenAIベクターデータベースにキャプチャされないことに注意してください。
ユーザー向けのアプリケーションにナレッジベースを導入する前に、ワークロードファクトリ内でほとんどのテストを実行します。データソースまたはチャットボット操作に変更を加える必要がある場合は、ナレッジベースを公開する前に、ここで変更を行うことをお勧めします。
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チャットボットシミュレータウィンドウのサイズを変更してタイトルを変更したり、質問や回答をクリップボードにコピーしたりできます。 |
チャットボットをテストするために実行するタスクには、次のものがあります。
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回答が期待どおりであることを確認するために、組織に関連する多数の質問を入力します。
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チャットボットアプリケーションでユーザーがデフォルトで使用できるようにする会話のスターターをカスタマイズします。
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チャットボットの回答の下部に表示される属性コンテンツに、正しい参照が含まれていることを確認してください。
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ナレッジベースインベントリページで、テストするナレッジベースを選択します。
右側のペインにチャットボットシミュレータが表示されます。定義されている場合は、既存のカンバセーションスターターも表示されます。
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チャットボット入力フィールドで、プロンプトまたは質問を入力し、を選択して、
組織の知識を使用してチャットボットがどのように応答するかを確認します。
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回答の下の*ソース*リストを展開すると、回答の作成に使用されたソースを確認できます。これにより、アンサーの生成に使用されるファイルのリストが表示されます。ファイル名にカーソルを合わせると、各ファイルおよびボリュームパスで使用されているデータチャンクを表示およびコピーできます。
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テーブルが応答に含まれている場合は、各列のデータをソートし、各テーブルをクリップボードにコピーできます。
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ナレッジベースでより焦点を絞った回答が得られるようにデータソースを更新する必要がある場合は、それらの変更を今すぐ行ってから、ナレッジベースを再テストします。