EMC Solutions EnablerとSMI-S Performanceデータ ソース

OnCommand Insightでは、Solutions Enablerのsymcliコマンドを使用し、環境内の既存のSolutions Enablerと連携してSymmetrixストレージ アレイを検出します。既存のSolutions Enablerサーバは、ゲートキーパー ボリュームへのアクセスを通じてSymmetrixストレージ アレイに接続されます。このデバイスにアクセスするには管理者権限が必要です。

用語

OnCommand Insightでは、EMC Solutions Enablerデータ ソースから次のインベントリ情報を取得します。Insightでは、取得したアセットのタイプごとに、そのアセットに使用される最も一般的な用語が表示されます。このデータ ソースを表示またはトラブルシューティングするときは、次の用語に注意してください。

ベンダー / モデルの用語 Insightの用語
ディスク ディスク
ディスク グループ ディスク グループ
ストレージ アレイ ストレージ
ディレクタ ストレージ ノード
デバイス プール、Storage Resource Pool(SRP;ストレージ リソース プール) ストレージ プール
デバイス、TDev ボリューム
注:これらは一般的な用語の対応のみを示したものであり、このデータ ソースのすべてのケースを表しているとは限りません。

要件

このデータ ソースを設定する前に、OnCommand Insight Serverから既存のSolutions Enablerサーバのポート2707へのTCP接続が確立されていることを確認してください。OnCommand Insightでは、このサーバに対する「symcfg list」の出力で「Local」になっているすべてのSymmetrixアレイを検出します。

設定

注:SMI-Sユーザ認証が有効になっていない場合、OnCommand Insightデータ ソースのデフォルト値は無視されます。
Symmetrixアレイでsymauthが有効になっている場合、それらのアレイをOnCommand Insightで検出できないことがあります。OnCommand Insightによるデータ収集は、Solutions Enablerサーバと通信するOnCommand Insight / Remote Acquisition UnitサーバでSYSTEMユーザとして実行されます。hostname\SYSTEMにsymauth権限がないと、OnCommand Insightでアレイを検出できません。
注:ネットアップ サポート サイト(mysupport.netapp.comの技術情報アーティクル2015297を参照してください。

EMC Solutions Enabler Symmetrix CLIデータ ソースには、シンプロビジョニングおよびSymmetrix Remote Data Facility(SRDF)のデバイス構成のサポートが含まれています。

ファイバチャネルおよびスイッチのパフォーマンス パッケージ用の定義が用意されています。
フィールド 説明
Service Name netcnfgファイルで指定されたサービス名
Full path to CLI Symmetrix CLIの完全パス

高度な設定

フィールド 説明
Inventory Poll Interval (min) インベントリのポーリング間隔(デフォルトは40分)
Choose 'Exclude' or 'Include' to specify a list 下のリストに表示されたアレイをデータの収集時に対象に含めるか除外するかを指定
Inventory Exclude Devices 対象に含めるか除外するデバイスのIDをカンマで区切ったリスト
Connection Caching 接続のキャッシュ方法を選択:
  • LOCALの場合、OnCommand Insightのデータ収集サービスはSolutions Enablerサーバで実行されます。サーバは検出対象のSymmetrixアレイにファイバチャネルで接続されていて、ゲートキーパー ボリュームにアクセスできる必要があります。このオプションは、一部のRemote Acquisition Unit(RAU)構成で使用されます。
  • REMOTE_CACHEDはデフォルトの設定であり、ほとんどの状況でこのオプションを使用します。このオプションでは、NETCNFGファイルの設定に基づいて、IPを使用してSolutions Enablerサーバに接続します。サーバは検出対象のSymmetrixアレイにファイバチャネルで接続されていて、ゲートキーパー ボリュームにアクセスできる必要があります。
  • REMOTE_CACHEDオプションでCLIコマンドが失敗する場合は、REMOTEオプションを使用します。データ収集処理が遅くなることに注意してください(数時間から場合によっては数日かかることがあります)。検出対象のSymmetrixアレイにファイバチャネルで接続されたSolutions EnablerサーバへのIP接続には、引き続きNETCNFGファイルの設定が使用されます。
注:この設定は、「symcfg list」の出力でREMOTEと表示されたアレイに対するOnCommand Insightの動作には影響しません。OnCommand Insightでは、このコマンドでLOCALと表示されたデバイスのデータのみを収集します。
CLI Timeout (sec) CLIプロセスのタイムアウト(デフォルトは7,200秒)
SMI-S Host IP SMI-Sプロバイダ ホストのIPアドレス
SMI-S Port SMI-Sプロバイダ ホストによって使用されるポート
プロトコル SMI-Sプロバイダへの接続に使用するプロトコル
SMI-S Namespace SMI-Sプロバイダで使用するように設定された相互運用ネームスペース
SMI-S User Name SMI-Sプロバイダ ホストのユーザ名
SMI-S Password SMI-Sプロバイダ ホストのユーザ名
Performance Polling Interval (sec) パフォーマンスのポーリング間隔(デフォルトは1,000秒)
Performance Filter Type 下のリストに表示されたアレイをパフォーマンス データの収集時に対象に含めるか除外するかを指定
Performance Filter Device List 対象に含めるか除外するデバイスのIDをカンマで区切ったリスト
RPO Polling Interval (sec) RPOのポーリング間隔(デフォルトは300秒)