OnCommand Insightで現在は自動的に識別されないホスト、ストレージ、およびテープを識別するためのデバイス解決ルールを作成します。作成したルールは、環境の既存のデバイスの識別に加え、以降に環境に追加される同様のデバイスの識別にも使用されます。
タスク概要
ルールを作成するときは、最初に、ルールの実行対象となる情報のソース、情報の抽出に使用する方法、およびルールの結果にDNSルックアップを適用するかどうかを特定します。
デバイスの識別に使用するソース |
- ホストのSRMエイリアス
- ホスト名またはテープ名が組み込まれたストレージ エイリアス
- ホスト名またはテープ名が組み込まれたスイッチ エイリアス
- ホスト名が組み込まれたゾーン名
|
ソースからデバイス名を抽出する方法 |
- そのまま(SRMから名前を抽出)
- デリミタ
- 正規表現
|
DNSルックアップ |
ホスト名の確認にDNSを使用するかどうかを指定します。 |
ルールは[Auto Resolution Rules]タブで作成します。ルールの作成プロセスの手順を次に示します。
手順
- をクリックします。
- [Auto resolution rules]タブで、[+Add]をクリックします。
[
New Rule]画面が表示されます。
注:[New Rule]画面の[?]アイコンをクリックすると、正規表現の作成に関するヘルプや例を参照できます。
- [Type]リストで、識別するデバイスを選択します。
[Host]または[Tape]を選択できます。
- [Source]リストで、ホストの識別に使用するソースを選択します。
選択したソースに応じて、
Insightに次の情報が表示されます。
- [Zones]を選択した場合、Insightで識別する必要があるゾーンとWWNのリストが表示されます。
- [SRM]を選択した場合、Insightで識別する必要がある未識別のエイリアスのリストが表示されます。
- [Storage alias]を選択した場合、Insightで識別する必要があるストレージ エイリアスとWWNのリストが表示されます。
- [Switch alias]を選択した場合、Insightで識別する必要があるスイッチ エイリアスのリストが表示されます。
- [Method]リストで、ホストの識別に使用する方法を選択します。
Source |
Method |
SRM |
「As is」、「Delimiters」、「Regular expressions」 |
Storage alias |
「Delimiters」、「Regular expressions」 |
Switch alias |
「Delimiters」、「Regular expressions」 |
Zones |
「Delimiters」、「Regular expressions」 |
をクリックしてすべてのルールを実行するか、このボタンの下矢印をクリックして作成したルールを実行します(前回の完全なARの実行後に作成された他のルールも実行されます)。
タスクの結果
ルールの実行結果が[
FC identify]タブに表示されます。