OnCommand Insightには、機械学習に基づく異常検出分析機能が搭載されています。アプリケーションのインフラを監視し、サービスの中断を引き起こす前にパフォーマンスの異常を特定することができます。
異常分析は、アプリケーションの通常運用時のワークロードの範囲を特定し、パフォーマンスの変化が想定外のレベルであった場合に通知する機能です。アプリケーションの異常検出エンジンは、Insightで収集されたパフォーマンス指標を取り込んで、アプリケーション インフラにおける異常を検出します。
オブジェクト | カウンタ |
---|---|
VM | レイテンシ、IOPS |
ハイパーバイザー | CPU利用率、IOPS |
エッジ ポート | バッファ間クレジット ゼロ |
ストレージ ノード | レイテンシ、利用率、IOPS |
ボリューム | レイテンシ、IOPS |
内部ボリューム | レイテンシ、IOPS |
ストレージ プール | IOPS、利用率 |
Insightサーバでパフォーマンス データのアーカイブ機能が有効になっている場合は、異常検出エンジンで収集されたデータがアーカイブされます。アーカイブ機能が有効になっているかどうかは、[System Health]ページで確認できます。
異常検出エンジンは、Insightサーバとは別のサーバで実行されます。この設定は物理マシンまたはVMで行えます。詳細については、『OnCommand Insight Installation Guide for Windows or Linux』を参照してください。