アセットのグループにアノテーションを割り当てると、それらのアセットが区別しやすくなるほか、クエリやダッシュボードでそれらの関連するアセットを使用できます。
開始する前に
アセットに割り当てるアノテーションは、あらかじめ作成しておく必要があります。
タスク概要
アノテーションを複数のアセットに割り当てる場合は、クエリを使用すると簡単にできます。たとえば、カスタムのアドレス アノテーションを、特定のデータセンターの場所にあるすべてのアレイに割り当てる場合などです。
手順
- アノテーションを割り当てるアセットを検索するための、新しいクエリを作成します。をクリックします。
- [Search for...]ドロップダウンで[Storage]を選択します。フィルタを設定して、リストに表示するストレージをさらに絞り込むこともできます。
- 表示されたストレージのリストで、目的のストレージ名の横のチェック ボックスをオンにします。表示されているすべてのストレージを選択する場合は、リストの上部にあるマスター チェック ボックスをオンにします。
- 必要なストレージをすべて選択したら、をクリックします。
[Add Annotation]ダイアログが表示されます。
- ストレージに割り当てる[Annotation]と[Value] を選択して、[Save]をクリックします。
そのアノテーションの列を表示している場合は、選択したすべてのストレージで列が表示されます。
- これで、ウィジェットやクエリでストレージをフィルタする際にアノテーションを使用できるようになります。ウィジェットの場合は、次の手順に従います。
- ダッシュボードを作成するか、既存のダッシュボードを開きます。変数を追加し、前の手順でストレージに設定したアノテーションを選択します。変数がダッシュボードに追加されます。
- 追加した変数フィールドで[Any]をクリックし、フィルタする適切な値を入力します。保存する変数の値のチェック ボックスをオンにします。
- ウィジェットを追加します。ウィジェットのクエリで、[Filter by + ]ボタンをクリックし、リストから適切なアノテーションを選択します。
- [Any]をクリックし、前の手順で追加したアノテーションの変数を選択します。作成した変数の先頭に「$」が付いたものがドロップダウンに表示されます。
- その他のフィルタまたはフィールドを適宜設定してウィジェットをカスタマイズしたら、[Save]をクリックします。
ダッシュボードのウィジェットに、アノテーションを割り当てたストレージのデータだけが表示されます。