ユーザをビジネス エンティティに割り当てるには一連の手順を実行する必要があります。Data Warehouseでは、ユーザを1つ以上のビジネス エンティティに関連付けることで、Reportingで「マルチテナンシー」を実現できます。これにより、管理者はユーザの属性や所属先に従ってデータやレポートを分けることができます。
手順
- Data Warehouseポータル(https://hostname/dwh)に管理者としてログインします(hostnameはOnCommand Insight Data Warehouseがインストールされているシステムの名前)。
- Data Warehouseツールバーで
をクリックしてReportingポータルを開きます。
- ユーザ名とパスワードを入力し、[Login]をクリックします。
- [Launch]メニューから[IBM Cognos Administration]を選択します。
- [Security]タブをクリックします。
- [Directory]で[Cognos]を選択します。
- Cognosフォルダで、ビジネス エンティティ用の新しいサブフォルダ(「BEs」)を作成します。
- BEsフォルダを開きます。
- [New Group]アイコンをクリックして、各権限レベルに対応するグループを追加します。
権限レベルは、ビジネス エンティティのフルネーム(NetApp.N/Aなど)またはプレフィックス(NetApp.N/A.Financeなど)のいずれかです。どちらの形式でも、ビジネス エンティティ(NetApp.N/A.Finance)内のすべてのプロジェクトにアクセスできます。
[New Group]ウィザードが表示されます。
- ウィザードの各ページに情報を入力します。
- ビジネス エンティティを選択し、[More]をクリックします。
- [Set members]をクリックします。
- [Add]をクリックします。
- SANscreenディレクトリを選択します。
- ユーザのリストから、ビジネス エンティティに含めるユーザを選択し、[Selected Entries]ボックスに追加します。
- [OK]をクリックします。
- このプロセスを繰り返して、各ビジネス エンティティ グループにメンバーを追加します。