パフォーマンス ポリシーを作成して、ネットワーク内のリソースに関連する問題について、ユーザに通知するアラートをトリガーするしきい値を設定します。たとえば、ストレージ プールの合計使用率が60%を超えたときにアラートをトリガーするパフォーマンス ポリシーを作成できます。
手順
- ブラウザでOnCommand Insightを開きます。
- を選択します。
[
Performance Policies]ページが表示されます。

ポリシーはオブジェクト別に表示され、各オブジェクトのリストに表示されている順序で評価されます。
- [Add new policy]をクリックします。
[Add Policy]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [Policy name]フィールドにポリシーの名前を入力します。
同じオブジェクトの他のポリシーと重複する名前は使用できません。たとえば、内部ボリュームの2つのポリシーに「Latency」という名前を使用することはできませんが、内部ボリュームのポリシーで「Latency」という名前を使用していても、別のボリュームのポリシーであれば「Latency」という名前を使用できます。ただし、オブジェクト タイプに関係なく、いずれのポリシーに対しても常に一意の名前を使用することを推奨します。
- [Apply to objects of type]リストから、ポリシーを適用するオブジェクトのタイプを選択します。
- ポリシーを特定のアノテーションが設定されたオブジェクトだけに適用する場合は、[With annotation]リストからアノテーション タイプを選択し、[Value]ボックスにアノテーションの値を入力します。
- オブジェクト タイプで[Port]を選択した場合は、[Connected to]リストから接続するポートを選択します。
- [Apply after a window of]リストから、しきい値違反のアラートを生成するタイミングを選択します。
[First occurrence]オプションを選択すると、データ サンプルで最初にしきい値を超えた時点でアラートがトリガーされます。それ以外のオプションでは、しきい値を超えたあと、その状態のまま一定の時間を経過した時点でアラートがトリガーされます。
- [With severity]リストから、違反の重大度を選択します。
- ポリシー違反に関するEメール アラートは、デフォルトではグローバルなEメール リストの受信者に送信されます。この設定を上書きして、特定のポリシーのアラートを特定の受信者に送信するように設定することができます。
- リンクをクリックして受信者のリストを開き、[+]ボタンをクリックして受信者を追加します。このポリシーに関する違反のアラートがリスト内のすべての受信者に送信されるようになります。
- [Create alert if any of the following are true]セクションの[any]リンクをクリックして、アラートがトリガーされる方法を設定します。
- [Create alert if]セクションで、パフォーマンス カウンタと演算子を選択し、値を入力してしきい値を作成します。
- しきい値をさらに追加する場合は、[Add threshold]をクリックします。
- しきい値を削除する場合は、ごみ箱のアイコンをクリックします。
- アラートが発生した時点でポリシーの処理を停止する場合は、[Stop processing further policies if alert is generated]チェック ボックスをオンにします。
例
たとえば、データストアのポリシーが4つあり、2番目のポリシーがアラート発生時に処理を停止するように設定されている場合、2番目のポリシーの違反が発生している間は3番目と4番目のポリシーは処理されません。
- [Save]をクリックします。
[Performance Policies]ページが表示され、オブジェクト タイプのポリシーのリストにパフォーマンス ポリシーが表示されます。