OnCommand Insightのカスタム ダッシュボードとウィジェットは、インベントリやパフォーマンスの傾向を確認するための運用ビューとして活用できます。
IT運用は今、多数の課題に直面しています。管理者は少ないリソースでより多くの成果を達成しなければならず、動的なデータセンターの完全な可視化が必要不可欠です。この例では、環境内の仮想マシンに関するパフォーマンスの運用状況を確認できるウィジェットを使用したカスタム ダッシュボードを作成する方法を紹介します。この例で示す手順を実行して、特定のニーズに合ったウィジェットを作成することで、フロントエンド仮想マシン(VM)とバックエンド ストレージのパフォーマンスの比較を可視化したり、VMのレイテンシとI/O要求の相関データを表示できるようになります。
カスタム ダッシュボードを使用すれば、作業の優先順位を明確にし、空いているリソースを特定できます。ワークロードの増減に対応し、発生する問題の発見と解決にかかる時間を最小限に抑えることができます。カスタム ダッシュボードは、ビジネス クリティカルなインフラの状況を優先的に表示するビューを作成できる柔軟性を備えているため、マルチベンダーのテクノロジのパフォーマンスや可用性を把握するのに役立ちます。
ここでは、次の表やグラフを使用した仮想マシンのパフォーマンス用ダッシュボードを作成します。
ここで紹介するのは基本的なダッシュボードの例です。このダッシュボードをカスタマイズすることで、運用環境に応じたパフォーマンス データを選択して重点的に確認、比較できます。