階層のアノテーションは、コスト計算などの目的で個々のアセットに階層を関連付けるときに使用します。Insightにはデフォルトの階層アノテーションが多数組み込まれており、社内の階層命名規則に応じて変更することも、独自の階層を作成することもできます。
階層のアノテーションを設定するときは、次の点に注意してください。
- コストは1ギガバイトあたりのコストです。
- Tier 1、2、3は、ディスク タイプ別にストレージ アレイ単位で設定されるデフォルトの階層ですが、 顧客の多くは1つのアレイで複数のディスク タイプを使用することもあれば、すべてのアレイで同じディスク タイプを使用することもあります。
- ディスク タイプやディスク速度に基づいて階層のアノテーションを作成することを推奨します。これは一般的な階層の設定方法なので、ニーズに合わせて設定を変更することもできます。
手順:
- [Tier]アノテーションを選択し、[Edit]アイコンをクリックします。
- 必要に応じて、[+Add]をクリックし、最初の階層の名前と説明をアノテーション リストに追加します。
- 他の階層についても、同じ手順を繰り返します。
- 作業が終わったら、[Save]をクリックします。
階層のアノテーションの例:
Name |
Description |
Cost per Gb |
Auto Tier |
Automatic Storage Tiering Tier |
0.5 |
Tier 1 SSD |
All Flash Array |
0.5 |
Tier 2 SAS |
SAS |
0.25 |
Tier 3 SATA |
SATA |
0.1 |
... |
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