クエリを使用して、環境内の適切なアセットにアノテーションを関連付けることができます。この例では、選択したアセットにデータセンターのアノテーションを関連付けます。
Insightは、データ ソースの取得中に、検出した各アセットの名前(その他の情報の中から)を収集します。この例では、Sunnyvaleという場所にあるデータセンターのすべてのストレージ アレイに、その地名を含む「SVL_NN_<label>」などの名前が付いていると仮定します。Insightでクエリを使用すると、これらのアセットへのアノテーションの関連付けを簡単に実行できます。
- 管理者権限を持つユーザとしてInsightにログインします。
- [Queries] > [+New query]を選択します。
- [Search for...]フィールドのドロップダウン リストで、[Storage]を選択します。すべてのストレージ アレイのリストが表示されます。
- [Name]フィルタ フィールドに「SVL」と入力し、
ボタンをクリックします(または、Enterを押します)。クエリの結果一覧が更新され、「SVL」という文字列を含むアレイだけが表示されます。
- フィルタ時に、[Query]ページのテキスト ボックスで次の文字を使用すると、検索を絞り込むことができます。これらの文字は、単独で使用することも、組み合わせて使用することもできます。
- アスタリスクを使用すると、すべてのテキストを検索できます。たとえば、「vol*rhel」と指定すると、先頭が「vol」で末尾が「rhel」のアセットがすべて表示されます。
- 疑問符を使用すると、特定の数の文字を検索できます。たとえば、「SVL-PRD??-S12」でフィルタすると、SVL-PRD12-S12やVL-PRD13-S12などが表示されます。
- OR演算子を使用すると、複数のエンティティを指定できます。たとえば、「FAS2240 OR CX600 OR FAS3270」と入力すると、複数のストレージ モデルが検出されます。
- このデータセンターに関連付けるストレージ アレイを選択します。アレイを選択したら、[Actions]ボタンをクリックし、[Edit annotation]を選択します。
- [Add Annotation]ダイアログ ボックスで、[Data Center]アノテーションを選択します。
- [Value]で目的の値(「DC1_SVL」など)を選択します。
- [Save]をクリックします。
- [Query]の結果ページに[Data Center]列が表示されない場合は、[Columns]ボタンのドロップダウン リストで[Data Center]を選択します。
- このクエリをあとで使用する場合は、[Query]ページの右上の[Save]ボタンをクリックして、わかりやすい一意の名前を指定します。たとえば、「Storage Arrays - SVL data center」などの名前を付けます。
「SVL」アノテーションを他のアセットと関連付ける場合は、新しいクエリを作成し、アセット タイプごとに、ここまでの手順を繰り返します。
残りのデータセンターのアセットについても、ここまでの手順を繰り返します。