異常検出ソフトウェアの使用に際しては、オペレーティング システム、メモリ容量、CPUコア、およびディスク スペースに関して一定の要件があります。異常検出ソフトウェアをインストールするには、それらの要件を満たす必要があります。
コンポーネント | 要件 |
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オペレーティング システム | ライセンス版のRed Hat Enterprise Linux 7.0(7.2を推奨)またはCentOS 7.2を実行しているコンピュータ。他のアプリケーションレベルのソフトウェアを実行していないコンピュータを使用してください。 ライセンス版では、インストールに必要な要素がオペレーティング システムによって自動的に解決されます。 専用のサーバを用意することを推奨します。 |
仮想マシン(VM) | 異常検出は、RAMの予約が可能な環境であれば、仮想マシンでも実行できます。 |
メモリとCPU | 8コア、32GBのメモリを搭載したサーバ。 |
必要なディスク スペース | サーバに、次のようにパーティショニングされた200GBの空きディスク スペースが必要です。
ソフトウェアをインストールするには、次のディスク スペースが必要です。
/opt と/varをルート ファイルシステム(/)とは別のディスクにマウントすることを推奨します。 |
権限 | 異常検出ソフトウェアをインストールするには、sudo権限が必要です。 |
ネットワーク | 異常検出ソフトウェアをインストールするInsightサーバは、異常検出エンジンを実行しているサーバと同じネットワーク、もしくは少なくとも同じサイトまたはデータセンターに配置する必要があります。 異常検出ソフトウェアでは、広域ネットワーク(WAN)の構成はサポートされません。 VMのTCPポート8080および9200が開いている必要があります。 |
前提条件 | 有効なPerformライセンスが必要です。 異常検出ソフトウェアをインストールするInsight ServerのIPアドレスを把握している必要があります。 デフォルト以外のポートを使用する場合は、Insight Server上の別のポート番号を使用する必要があります。 VMのTCPポート8080および9200が開いている必要があります。 VMに対する管理者権限があるアカウントのユーザ名とパスワードが必要です。 バックスラッシュを含むユーザ名(company\user)を指定する場合は、バックスラッシュを2つ入力する(company\\user)必要があります。 ユーザ名でバックスラッシュの次の文字を「t」にする(company\\tom)ことはできません。 |