レポート設計ツールであるReport StudioまたはWorkspace Advancedを開く前に、必要とするレポートについて計画する必要があります。これらのレポート オーサリング ツールではレポートを簡単に作成できるため、詳細な計画は必要ないかもしれませんが、レポートを必用としている担当者にレポートの要件について確認しておくことを推奨します。
- 必要な情報を正確に特定します。例:
- 残容量
- ビジネス ユニットあたりのチャージバック コスト
- 階層別の容量 - 各ビジネス ユニットが適切なストレージ階層に配置されているか
- 必要な消費電力と冷却コストの予測(リソースにアノテーションを追加することによって、カスタマイズされたメタデータを追加)
- 取得した情報をサポートするために必要なデータ要素を特定します。
- レポートに表示するデータ間の関係を特定します。必要な情報の記述に非論理的な関係を含めないでください(例:「容量に関連するポートを確認したい」)。
- データに対して必要な計算があれば特定します。
- 結果を限定するために必要なフィルタリングのタイプを指定します。
- 現在のデータまたは履歴データのどちらを使用する必要があるかを判断します。
- レポートにアクセス権を設定して、データの閲覧を特定のユーザに制限する必要があるかどうかを判断します。
- レポートの配布方法を決定します。たとえば、設定したスケジュールでEメール送信する、ダッシュボードに配置する、OnCommand Insight Reportingポータルの[My Folders]領域に追加する、などの方法があります。
- レポートの管理者を決定します。これは設計の複雑さを左右する場合があります。
- レポートのモックアップを作成します。