Storage Manager Dashboardの機能

Storage Manager Dashboardはストレージ サービスの日々の管理に使用できます。

Storage Manager Dashboardでは、一定期間のリソース使用量をまとめて表示し、許容範囲および過去何日間かのアクティビティと比較することができます。ストレージ サービスの主要なパフォーマンス指標だけが表示されるため、データセンターの管理方法についての決定を下すことができます。

このダッシュボードは7つのコンポーネントで構成され、ストレージ環境の特定の要素に関するコンテキスト情報を表示します。ストレージ サービスの要素をドリル ダウンして、最も関心のあるセクションについて詳細な分析を実施できます。

Summary

このコンポーネントには、使用済みのストレージ容量と使用可能なストレージ容量、スイッチ ポートの総数と接続済みスイッチ ポートの数、接続済みスイッチ ポートの総利用率と総帯域幅、および一定期間にわたるこれらのトレンドが表示されます。また、実際の使用量を低、中、高の範囲と比較して表示でき、Insightが予測する使用量と実際の使用量を、ターゲットを基準に比較できます。ターゲットは容量とスイッチ ポートについて設定できます。予測は、現在の増加率と設定した日付による外挿によって算出されます。将来使用日に基づいて予測された使用済み容量がターゲットを超えると、[Capacity]の横にアラート(赤い丸)が表示されます。

Storage Tiers Capacity

このコンポーネントには、使用済みの階層容量と階層に割り当てられた容量が表示され、12カ月間での使用済み容量の増減と容量の上限に到達するまでの月数が表示されます。実際の使用量、Insightによる使用量の予測、および容量のターゲット(ユーザが設定可能)が表示されます。将来使用日に基づいて予測された使用済み容量がターゲットを超えると、階層の横にアラート(赤い丸)が表示されます。

いずれかの階層をクリックすると、Storage Pools Capacity and Performance Detailsレポートを表示できます。このレポートには、空き容量と使用済み容量、上限に到達するまでの日数、および選択した階層内のすべてのプールに関するパフォーマンス(IOPSと応答時間)の詳細が表示されます。また、このレポート内のいずれかのストレージまたはストレージ プール名をクリックすると、リソースの現在の状態をまとめたアセット ページを表示できます。

Daily Storage Traffic

このコンポーネントには環境のパフォーマンス動向が表示され、過去6カ月間と比較して大幅な上昇、変更、潜在的な問題がないかを確認できます。また、平均トラフィックと過去7日間および前日のトラフィックとの比較も表示されます。周期的(過去7日間)な変化と長期的(過去6カ月間)な変化の両方を示す情報が提供されるため、インフラのパフォーマンスについての異常を可視化できます。

タイトル(Daily Storage Traffic)をクリックすると、 Storage Traffic Detailsレポートを表示できます。このレポートには、ストレージ システムごとに、前日のストレージ トラフィックの1時間ごとのヒート マップが表示されます。レポート内のいずれかのストレージ名をクリックすると、リソースの現在の状態をまとめたアセット ページが表示されます。

Data Centers Time to Full

このコンポーネントには、すべてのデータセンターとすべての階層が表示され、Insightが予測した増加率に基づいて、各データセンターにどのくらいの容量が残っているかがストレージの階層ごとに表示されます。階層容量レベルは青色で表示され、色が暗くなるほど、その場所の階層が上限に到達するまでの時間が少なくなります。

ある階層のセクションをクリックすると、Storage Pools Days to Full Detailsレポートを表示できます。このレポートには、合計容量、空き容量、および選択した階層とデータセンター内のすべてのプールが上限に到達するまでの日数が表示されます。レポート内のいずれかのストレージまたはストレージ プール名をクリックすると、リソースの現在の状態をまとめたアセット ページが表示されます。

Top 10 Applications

このコンポーネントには、使用済み容量に基づく上位10個のアプリケーションが表示されます。この領域には、階層によるデータの割り当てに関係なく、インフラの現在の使用済み容量と割合が表示されます。過去7日間のユーザ エクスペリエンスを可視化して、応答時間が許容可能な(または許容できない)範囲かどうかを確認できます。

また、アプリケーションがパフォーマンスのService Level Objective(SLO;サービス レベル目標)を満たしているかどうかを示すトレンドも表示されます。前週の最小応答時間、第1四分位数、第3四分位数、および最大応答時間を、中央値と許容可能なSLO(ユーザが設定可能)にともに表示できます。応答時間の中央値が許容可能なSLO範囲に含まれていない場合は、アプリケーションの横にアラート(赤い丸)が表示されます。アプリケーションをクリックすると、リソースの現在の状態をまとめたアセット ページを表示できます。

Storage Tiers Daily Performance

このコンポーネントには、階層のパフォーマンス(過去7日間の応答時間とIOPS)の概要が表示されます。このパフォーマンスは、ユーザが設定可能なSLOと比較したものです。これにより、階層の統合、階層から提供されるワークロードの再調整、または特定の階層に関する問題の識別の機会があるかどうかを確認できます。応答時間の中央値またはIOPSの中央値が許容可能なSLO範囲に含まれていない場合は、階層の横にアラート(赤い丸)が表示されます。

階層名をクリックすると、Storage Pools Capacity and Performance Detailsレポートを表示できます。このレポートには、空き容量と使用済み容量、上限に到達するまでの日数、および選択した階層内のすべてのプールに関するパフォーマンス(IOPSと応答時間)の詳細が表示されます。このレポート内のいずれかのストレージまたはストレージ プールをクリックすると、リソースの現在の状態をまとめたアセット ページが表示されます。

Orphaned Capacity

このコンポーネントには、孤立容量の合計と階層別の孤立容量が表示されます。使用可能な総容量の許容範囲と比較され、孤立している実際の容量が示されます。孤立容量には、設定に起因するものとパフォーマンスに起因するものがあります。設定に起因する孤立ストレージは、ホストにストレージが割り当てられている場合に該当します。ただし、設定が正しく実行されていないため、ホストはストレージにアクセスできません。パフォーマンスに起因する孤立ストレージは、ホストがアクセスするようにストレージが正しく設定されている場合に該当します。ただし、ストレージ トラフィックが発生していません。

積み上げグラフ(横)は、許容範囲を示しています。グレーの色が暗くなるほど、許容できない状況であることを示します。実際の状況(孤立している実際の容量)は、細いブロンズ色の棒で示されます。

階層をクリックすると、Orphaned Storage Detailsレポートを表示できます。このレポートには、選択した階層について、設定およびパフォーマンスが原因で孤立していると特定されたすべてのボリュームが表示されます。このレポート内のいずれかのストレージ、ストレージ プール、またはボリュームをクリックすると、リソースの現在の状態をまとめたアセット ページが表示されます。