仮想インフラおよびハードウェア システムの要件

Unified Managerを仮想インフラまたは物理システムのどちらにインストールするかに応じて、それぞれのメモリ、CPU、およびディスク スペースの最小要件を満たす必要があります。

次の表に、メモリ、CPU、およびディスク スペースの各リソースについて、推奨される値を示します。これらは、Unified Managerが許容されるパフォーマンス レベルを達成することが確認されている値です。

ハードウェア構成 推奨設定
RAM 12GB(最小要件は8GB)
プロセッサ CPU×4
CPUサイクル 合計9572MHz(最小要件は9572MHz)
空きディスク スペース

VMware:

  • 5GB(シンプロビジョニング)
  • 152GB(シックプロビジョニング)

Red HatまたはCentOS:150GB。割り当ては次のとおりです。

  • 50GBをルート パーティションに割り当て
  • 100GBの空きディスク スペースを/opt/netapp/dataディレクトリに割り当て(LVMドライブにマウントするか、ターゲット システムに接続された別のローカル ディスクにマウント)
注:/tmpディレクトリに10GB以上の空きスペースと/var/logディレクトリに16GB以上の空きスペースを確保することを推奨します。

Windows:150GB。割り当ては次のとおりです。

  • 100GB - インストール ディレクトリ用
  • 50G - MySQLのデータ ディレクトリ用

Unified Managerはメモリの少ないシステムにもインストールできますが、推奨される12GBのRAMがあれば最適なパフォーマンスが保証されるだけでなく、拡張時にクラスタやストレージ オブジェクトの追加にも対応できます。Unified Managerを導入するVMに最大メモリ等は設定しないでください。また、ソフトウェアがシステム上の割り当てられメモリを利用できなくする機能(バルーニングなど)は有効にしないでください。

さらに、1つのUnified Managerインスタンスで監視できるノードの数には上限があり、この上限を超える場合は2つ目のUnified Managerインスタンスをインストールする必要があります。詳細については、『Best Practices Guide』を参照してください。

テクニカル レポート4621:『Unified Manager Best Practices Guide』

メモリ ページのスワッピングは、システムや管理アプリケーションのパフォーマンスにマイナスの影響を及ぼします。CPUリソースがホスト全体で競合して使用できなくなると、パフォーマンスが低下することがあります。

専用使用の要件

Unified Managerをインストールする物理システムまたは仮想システムは、他のアプリケーションとは共有せず、Unified Manager専用にする必要があります。他のアプリケーションにシステム リソースが消費されることで、Unified Managerのパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。

バックアップ用のスペース要件

Unified Managerのバックアップとリストアの機能を使用する場合は、「データ」ディレクトリ(ディスク)に容量を追加して150GBのスペースを確保しておく必要があります。バックアップはローカルにもリモートにも保存できますが、 Unified Managerホスト システムとは別の、150GB以上のスペースがあるリモートの場所に保存することを推奨します。

ホスト接続の要件

Unified Managerをインストールする物理システムまたは仮想システムは、ホスト自体からホスト名へのpingを実行できるように設定する必要があります。IPv6構成の場合は、Unified Managerを正しくインストールするために、ホスト名へのping6が成功することを確認する必要があります。

本製品のWeb UIには、ホスト名(またはホストのIPアドレス)を使用してアクセスできます。導入時に静的IPアドレスを使用してネットワークを設定した場合は、指定したネットワーク ホストの名前を使用します。DHCPを使用してネットワークを設定した場合は、DNSからホスト名を取得します。

完全修飾ドメイン名(FQDN)またはIPアドレスの代わりに短縮名を使用したUnified Managerへのアクセスをユーザに許可する場合は、短縮名が有効なFQDNに解決されるようにネットワークを設定する必要があります。

/opt/netappまたは/opt/netapp/dataのマウントの要件

NASデバイスまたはSANデバイスでは、/opt/netappまたは/opt/netapp/dataをマウントすることができます。リモート マウント ポイントを使用するとスケーリングの問題が発生する可能性があります。リモート マウント ポイントを使用する場合は、SANまたはNASのネットワークにUnified ManagerのI/Oのニーズを満たす十分な容量があることを確認してください。この容量は一定ではなく、監視するクラスタおよびストレージ オブジェクトの数に応じて増えることがあります。

SELinuxを有効にしている環境で、ルート ファイル システム以外の場所から/opt/netappまたは/opt/netapp/dataをマウントしている場合、マウントされたディレクトリに正しいコンテキストを設定する必要があります。

正しいSELinuxコンテキストの設定については、SELinuxでNFS共有またはCIFS共有に/opt/netappまたは/opt/netapp/dataをマウントする場合の要件を参照してください。