パフォーマンス イベントの分析と通知

パフォーマンス イベントは、クラスタ コンポーネントの競合に起因するボリューム ワークロードのI/Oパフォーマンスの問題を管理者に通知します。Unified Managerはイベントを分析して、関連するすべてのワークロード、競合状態のコンポーネント、および解決する必要のある問題かどうかを特定します。

Unified Managerは、クラスタ上のボリュームのI/Oレイテンシ(応答時間)とIOPS(処理数)を監視します。たとえば、他のワークロードがクラスタ コンポーネントを過剰に使用している場合、そのコンポーネントは競合状態となってワークロードの要件を満たす最適なパフォーマンス レベルを提供できません。同じコンポーネントを使用している他のワークロードのパフォーマンスに影響が及び、レイテンシが増加する可能性があります。レイテンシがパフォーマンスしきい値を超えると、Unified Managerはパフォーマンス イベントをトリガーして、Eメール アラートをユーザに送信します。

イベント分析

Unified Managerは、過去15日間のパフォーマンス統計を使用して次の分析を実行し、Victimワークロード、Bullyワークロード、およびイベントに関連するクラスタ コンポーネントを特定します。

ごく短時間しか発生せず、コンポーネントの競合状態が解消した時点で自己修復されるイベントもあります。継続的なイベントとは、5分以内に同じクラスタ コンポーネントについて再発し、アクティブな状態のままのイベントのことです。Unified Managerは、連続する2つの分析期間に同じイベントを検出するとアラートをトリガーします。イベントに関与するワークロードの変化に伴って、未解決のままのイベント(状態は新規)に異なる説明メッセージが表示される可能性があります。

解決されたイベントは、ボリュームの過去のパフォーマンス問題の記録としてUnified Managerで引き続き参照できます。各イベントには、イベント タイプとボリューム、クラスタ、および関連するクラスタ コンポーネントを識別する一意のIDが割り当てられます。
注:1つのボリュームが複数のイベントに同時に関連している場合があります。

イベントの状態

イベントは次のいずれかの状態になります。
アクティブ
現在アクティブなパフォーマンス イベント(新規または確認済みのイベント)を示します。自己修復または解決されていないイベントで、 ストレージ オブジェクトのパフォーマンス カウンタがパフォーマンスしきい値を超えたままになっているものです。
廃止
アクティブではなくなったイベントを示します。自己修復または解決されたイベントで、 ストレージ オブジェクトのパフォーマンス カウンタがパフォーマンスしきい値を上回らなくなったものです。

イベント通知

イベントのアラートは[ダッシュボード/概要]ページ[ダッシュボード/パフォーマンス]ページ[パフォーマンス / ボリュームの詳細]ページに表示され、指定したEメール アドレスに送信されます。[イベントの詳細]ページでは、イベントに関する詳細な分析情報を表示して、推奨される解決方法を確認できます。


Performance Managerのレイテンシ グラフに表示された単一のイベント

この例では、イベントが赤のドット(Performance Managerのインシデント アイコン)で[パフォーマンス / ボリュームの詳細]ページの[レイテンシ]グラフに示されています。このドットにマウス カーソルを合わせると、イベントの詳細と分析するためのオプションがポップアップに表示されます。

イベントの操作

[パフォーマンス / ボリュームの詳細]ページでは、次の方法でイベントを操作できます。