Unified Managerから外部サーバにクラスタのパフォーマンス データを送信できます。送信する統計データの種類およびデータの送信頻度を指定できます。
開始する前に
- Unified Managerサーバのメンテナンス コンソールへのログインが許可されているユーザIDが必要です。
- 外部データ プロバイダに関する次の情報を用意しておく必要があります。
- サーバの名前またはIPアドレス(IPv4またはIPv6)
- サーバのデフォルト ポート(デフォルトポート2003を使用していない場合)
- Unified Managerサーバから統計データを受信できるようにリモート サーバと他社製ソフトウェアを設定しておく必要があります。
- 送信する統計データ グループを確定しておく必要があります。
- PERFORMANCE_INDICATOR:パフォーマンス モニタの統計データ
- RESOURCE_UTILIZATION:リソース利用率とパフォーマンス モニタの統計データ
- DRILL_DOWN:すべての統計データ
- 統計データの送信間隔(5分、10分、15分)を確定しておく必要があります。
デフォルトでは、Unified Managerは5分間隔で統計データを収集します。送信間隔を10分(または15分)に設定すると、1回に送信されるデータ量が、デフォルトの送信間隔(5分)で送信する場合の2倍(または3倍)になります。
注:Unified Managerのパフォーマンス収集間隔を10分または15分に変更した場合は、送信間隔もUnified Managerの収集間隔以上に変更する必要があります。
タスク概要
1台の
Unified Managerサーバと1台の外部データ プロバイダ サーバの間に接続を設定できます。
手順
- Unified Managerサーバのメンテナンス コンソールに、メンテナンス ユーザとしてログインします。
Unified Managerのメンテナンス コンソールにプロンプトが表示されます。
- メンテナンス コンソールで、[External Data Provider]メニュー オプションの番号を入力します。
[External Server Connection]メニューが表示されます。
- [Add/Modify Server Connection]メニュー オプションの番号を入力します。
現在のサーバ接続情報が表示されます。
- プロンプトが表示されたら、yと入力します。
- プロンプトが表示されたら、接続先のサーバのIPアドレスまたは名前、サーバのポート情報を入力します(デフォルト ポート2003と異なる場合)。
- プロンプトが表示されたら、yと入力して入力した情報が正しいことを確定します。
- いずれかのキーを押して[External Server Connection]メニューに戻ります。
- [Modify Server Configuration]メニュー オプションの番号を入力します。
現在のサーバ設定情報が表示されます。
- プロンプトが表示されたら、yと入力します。
- プロンプトが表示されたら、送信する統計データの種類、統計データの送信間隔を入力し、統計データの送信を今すぐに有効にするかどうかを指定します。
プロンプト |
入力する内容 |
Statistics group ID |
0 - PERFORMANCE_INDICATOR(デフォルト)
1 - RESOURCE_UTILIZATION
2 - DRILL_DOWN
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Vendor tag |
統計データの保存先となる外部サーバ上のフォルダ名 デフォルトは「netapp-performance」ですが、別の名前を入力できます。
フォルダ構造を指定するには、ピリオドを使用します。たとえば、stats.performance.netappと入力すると、統計データはに保存されます。
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Transmit interval |
5(デフォルト)、10、または15(分)
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Enable/disable |
0 - 無効
1 - 有効(デフォルト)
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- プロンプトが表示されたら、yと入力して入力した情報が正しいことを確定します。
- いずれかのキーを押して[External Server Connection]メニューに戻ります。
- xと入力してメンテナンス コンソールを終了します。
タスクの結果
接続設定が完了すると、選択したパフォーマンス データが指定したサーバに指定した送信間隔で送信されます。送信された指標が外部ツールに表示されるまでに数分かかります。新しい指標を表示するには、ブラウザの表示の更新が必要になる場合があります。