今回のリリースの新機能

Active IQ Unified Manager(旧OnCommand Unified Manager)9.6には、いくつかの新機能と拡張機能が含まれています。

OnCommand Unified Managerは、Active IQ Unified Managerに名前が変わりました。
Unified ManagerがNetAppActive IQ製品ファミリーに移行されたため、製品名のOnCommandがActive IQに置き換えられました。これらの製品は、予測分析と実用的な分析情報を提供して、NetApp ONTAPストレージ システムへの投資を最大限活用できるようにします。
目的のクラスタ データをより簡単に検索できるように強化されたユーザ インターフェイス
以前のナビゲーション メニューの健全性パフォーマンスに関するオプションが、ストレージ オブジェクト用およびネットワーク オブジェクト用の新しいカテゴリに統合されました(ONTAP System Managerのユーザ インターフェイスと同様)。
  • [ストレージ]メニューおよび[ネットワーク]メニュー内で、健全性、容量、パフォーマンス、保護関係に関するオブジェクトの詳細を表示するビュー(ページ)を選択できます。
  • このビュー ページをカスタマイズして定期的に確認したい特定の情報を表示し、その結果をカスタム ビューとして保存できます。
  • 任意のビューをレポートとしてスケジュール設定し、CSVまたはPDF形式の添付ファイルとしてEメールで一連の受信者に送信できます。
新しいレポート機能およびレポート スケジュール設定機能が追加されたことにより、サードパーティ製品をインストールする必要がなくなりました。
以前のバージョンのUnified Managerで提供されていたレポート機能は、このバージョンのActive IQ Unified Managerで新しい機能に置き換えられました。任意のクラスタ オブジェクト インベントリ ページで「ビュー」を定義してレポートを作成し、CSVまたはPDF版のレポートをEメールで送信するスケジュールを作成できるようになりました。以前のUnified Managerリリースで提供されていた標準レポートのほとんどを、インベントリ ページのさまざまな標準ビューから作成できます。
詳細については、『Active IQ Unified Managerレポーティング ガイド』を参照してください。
注:以前のリリースのUnified Managerでカスタマイズした標準レポートまたは新規に作成してインポートしたレポート(.rptdesign形式)は、Unified Manager 9.6にアップグレード後は使用できなくなります。これらの古いレポートについては、新しいレポート機能で再作成できるように、CSV版またはPDF版を保持しておいてください。
重要:.rptdesignファイル レポートは、Unified Manager 9.6 GA(一般提供)リリースでインポートできるようになります。Unified Manager 9.6にアップグレードしたあともこれらのカスタム レポートを使用したい場合は、RC1リリースにアップグレードせずに、GAリリースが提供されるまでお待ちください。
FabricPool機能のサポートの追加
ONTAPとUnified ManagerにさまざまなFabricPoolの新機能が追加されました。これらの機能により、FabricPoolアグリゲートを使用して、データをより効率よく監視および管理することができます。
  • ONTAP 9.6ソフトウェアを実行している場合に、ボリュームで「すべて」階層化ポリシーが設定されたことを表示できるようになりました。このポリシーを設定したボリュームのデータは常にクラウド階層に保持されます。
  • Google Cloud Storageを新たにサポートし、これらのクラウド階層に作成されたFabricPoolアグリゲートのアグリゲート情報やクラスタ情報を表示します。
QoSに関する多数の拡張機能が追加されました。
  • ナビゲーション バーに新しい[QoS]オプションが追加されました。このオプションを選択すると、Unified Managerが監視しているクラスタで検出されたすべてのQoSポリシーと、各ポリシーを使用しているすべてのストレージ オブジェクトが表示されます。
  • [パフォーマンス / すべてのボリューム]ビュー[パフォーマンス / すべての LUN]ビューに、ストレージ オブジェクトが割り当てられているQoSポリシー グループを表示する列が追加されました。
  • [ボリューム]ページと[LUN パフォーマンス]ページに、QoSポリシー グループに属するボリュームとLUNのみを表示する標準ビューが用意されています(「QoS ポリシー グループのボリューム」および「QoS ポリシー グループの LUN」)。
  • [パフォーマンス / ボリューム エクスプローラ]ページと[パフォーマンス / LUN エクスプローラ]ページに、同じQoSポリシー グループに属するすべてのボリュームまたはLUNのパフォーマンスを比較するオプションが追加されました。
NetApp Service Level Manager(NSLM)との統合
NSLM 1.2以降を使用してQoSポリシーを作成し、Unified Managerで管理するクラスタのワークロードに適用していた場合は、そのNSLM QoSポリシーの情報をUnified Managerのページで参照できます。
  • 新しい[QoS]ページには、使用されていたNSLM QoSポリシーまたはクラスタで使用可能なNSLM QoSポリシーが表示されます。
  • ボリュームのNSLM QoSポリシーの詳細は、「NSLM の管理対象ボリューム」という新しいビューに表示されます。
注:Unified Managerではファイルが監視されないため、NSLMでQoSポリシーに添付されたファイルはUnified Managerに表示されません。
Unified Managerでは、統合保護ポリシー「非同期ミラー バックアップ」がサポートされます。
Unified Managerではこの非同期ミラー バックアップ関係をプロビジョニングできませんが、ONTAP System ManagerまたはONTAP CLIコマンドで作成された非同期ミラー バックアップ関係をUnified Managerで検出して管理することは可能です。
  • MirrorAndVault関係を検出および監視できます。
  • MirrorAndVaultポリシーの詳細を表示できます。
  • 保護トポロジでMirrorAndVaultでミラーされているボリュームを表示できます。
  • MirrorAndVault関係を含む保護レポートを表示および作成できます。
  • MirrorAndVaultポリシー タイプには、名前が変更された7つのSnapMirrorイベントとSnapVaultイベントが該当します。
その他の拡張機能
  • 解決済み / 廃止状態のイベントに対するアラートを抑制してユーザに不要な通知を送信しないようにするオプションが新たに追加されました。このオプションは[設定/アラート生成]ページで選択できます。
  • イベント生成時にUnified Managerサーバから送信されるSNMPトラップを受信するSNMPトラップ送信先ホストを複数定義することができます。この設定は[セットアップ/通知]ページにあります。
  • Unified Managerでイベント データとパフォーマンス データが保持される期間を変更するオプションが新たに追加されました。多数のクラスタとノードを含む大規模な構成では、Unified Managerが最適に動作するように保持期間をデフォルト値より短くしなければならない場合があります。このオプションは[セットアップ / データ保持]ページで選択できます。
  • [パフォーマンス エクスプローラ]ページのノードIOPSカウンタ グラフに、ローカル ノード上のボリュームを宛先とするトラフィックのみの合計ビューと内訳ビューを表示する新しいフィルタ機能が追加されました。この情報を表示するには、ノードIOPSグラフの「合計(ローカル)」バージョンと「内訳(ローカル)」バージョンを選択します。これらのカウンタ グラフの「ローカル」バージョンと通常の「合計」バージョンを比較することで、ローカル ノードを経由してリモート ノード上のボリュームにアクセスしているトラフィックが大量にあるかどうかを確認できます。
  • Unified ManagerがHTTPおよびHTTPSプロトコル接続に使用するデフォルトのポートを変更することができます。このオプションは、インストール後にUnified Managerメンテナンス コンソールから選択できます。
ONTAPソフトウェアのサポート
Unified Manager 9.6ではONTAP 9.xリリースがすべてサポートされます。ONTAP 8.3以前のリリースはサポートされません。
注:ONTAP 9.5以降ではInfinite Volumeがサポートされなくなりました。そのため、ONTAP 9.5以降のシステムを監視している場合にUnified ManagerはInfinite Volumeを表示しません。
新しいプラットフォームのサポート
Unified Manager 9.6では、ONTAP Select、Cloud Volumes ONTAP、およびONTAP 9.6以前でサポートされるすべてのFASプラットフォームがサポートされます。
注:Cloud Volumes ONTAPシステムを監視する場合は、クラスタ管理IPアドレスがパブリック アドレスで、かつUnified Managerからアクセスできる必要があります。あるいは、Unified Managerが同じクラウド プロバイダ環境にインストールされている必要があります。