Unified Managerでのアノテーション ルールの仕組み

アノテーション ルールとは、ストレージ オブジェクト(ボリューム、クラスタ、またはStorage Virtual Machine(SVM))をアノテートする基準を定義したものです。アノテーション ルールは、条件グループまたは条件のいずれかを使用して定義できます。

条件

複数の条件グループを作成し、各条件グループに1つ以上の条件を含めることができます。アノテーションのアノテーション ルールに定義されたすべての条件グループを適用して、ストレージ オブジェクトをアノテートすることができます。

条件グループに含まれる条件は論理ANDを使用して実行され、条件グループのすべての条件を満たす必要があります。条件はアノテーション ルールを作成または変更すると作成され、条件グループのすべての条件を満たすストレージ オブジェクトのみが適用、選択、およびアノテートの対象となります。アノテートするストレージ オブジェクトの範囲を限定するには、条件グループで複数の条件を使用します。

次のオペランドと演算子を使用して必要な値を指定することで、ストレージ オブジェクトの条件を作成できます。

ストレージ オブジェクトのタイプ 適用可能なオペランド
ボリューム
  • オブジェクト名
  • 所有クラスタ名
  • 所有SVM
  • アノテーション
SVM
  • オブジェクト名
  • 所有クラスタ名
  • アノテーション
クラスタ
  • オブジェクト名
  • アノテーション

ストレージ オブジェクトのオペランドとしてアノテーションを選択した場合は、「次に当てはまる」演算子を使用できます。それ以外のオペランドには、演算子として「次に当てはまる」または「次を含む」を選択できます。「次に当てはまる」演算子を選択した場合は、選択したオペランドの値が指定した値と完全に一致する場合に条件を満たします。「次を含む」演算子を選択した場合は、次のいずれかに該当する場合に条件を満たします。

条件を使用したアノテーション ルールの例

ボリュームに対して条件グループが1つ設定されたアノテーション ルールで、次の2つの条件が定義されているとします。

このアノテーション ルールでは、名前に「vol」を含み、「data_svm」という名前のSVMでホストされているすべてのボリュームが、選択したアノテーションとアノテーション タイプでアノテートされます。

条件グループ

条件グループは論理ORを使用して実行され、ストレージ オブジェクトに適用されます。ストレージ オブジェクトがアノテートされるためには、いずれかの条件グループの要件を満たす必要があります。いずれかの条件グループの条件を満たすすべてのストレージ オブジェクトがアノテートされます。条件グループを使用して、アノテートするストレージ オブジェクトの範囲を広げることができます。

条件グループを使用したアノテーション ルールの例

ボリュームに対して条件グループが2つ設定されたアノテーション ルールで、各グループにそれぞれ次の2つの条件が定義されているとします。

これらの2つの条件グループを含むアノテーション ルールをストレージ オブジェクトに適用した場合、次のストレージ オブジェクトがアノテートされます。