Unified ManagerがインストールされているRed Hat Enterprise Linux 6.xシステムをRed Hat Enterprise Linux 7.xにアップグレードする必要がある場合は、このトピックに記載されているいずれかの手順に従う必要があります。いずれの場合も、Red Hat Enterprise Linux 6.xでUnified Managerのバックアップを作成し、そのバックアップをRed Hat Enterprise Linux 7.xシステムにリストアする必要があります。
ここに記載する2つの方法の違いは、Unified Managerのリストア処理を新しいRHEL 7.xサーバで実行するか同じサーバで実行するかです。
この作業では、Red Hat Enterprise Linux 6.xシステムでUnified Managerのバックアップを作成する必要があるため、Unified Managerがオフラインになる時間が最小限になるように、アップグレード プロセス全体を実行する準備ができてからバックアップを作成します。Red Hat Enterprise Linux 6.xシステムをシャットダウンしたあと、新しいRed Hat Enterprise Linux 7.xシステムが起動するまではデータが収集されないため、その間のデータはUnified Manager UIに表示されません。
バックアップ処理とリストア処理の詳しい手順については、ワークフロー ガイド - クラスタ健全性管理またはオンライン ヘルプを参照してください。
新しいサーバを使用したホストOSのアップグレード
RHEL 7.xソフトウェアをインストールできるスペア システムがあり、RHEL 6.xシステムが稼働している間にスペア システムでUnified Managerのリストアを実行できる場合は、次の手順に従います。
Red Hat Enterprise LinuxへのUnified Managerのインストール
インストールが完了しても、UIを起動したり、クラスタ、ユーザ、または認証設定を設定したりしないでください。これらの情報は、リストア プロセスでバックアップ ファイルから取り込みます。
システムが正常に動作していることを確認したら、Red Hat Enterprise Linux 6.xシステムからUnified Managerを削除できます。
同じサーバでのホストOSのアップグレード
RHEL 7.xソフトウェアをインストールできるスペア システムがない場合は、次の手順に従います。
Red Hat Enterprise LinuxへのUnified Managerのインストール
インストールが完了しても、UIを起動したり、クラスタ、ユーザ、または認証設定を設定したりしないでください。これらの情報は、リストア プロセスでバックアップ ファイルから取り込みます。