Unified Managerでは、ユーザ定義とシステム定義の2種類のワークロードのパフォーマンスを監視できます。
- ユーザ定義のワークロード
- アプリケーションからクラスタへのI/Oスループット。読み取り要求と書き込み要求に関連するプロセスで、 ボリューム、LUN、NFS共有、SMB / CIFS共有、およびワークロードはユーザ定義のワークロードです。
注:Unified Managerは、クラスタ内のワークロードだけを監視します。アプリケーションやクライアント、アプリケーションとクラスタ間のパスは監視しません。
- 次の条件が1つ以上該当するワークロードは、Unified Managerで監視できません。
- 読み取り専用モードのデータ保護(DP)コピーである (DPボリュームについてはユーザ生成のトラフィックが監視されます)。
- Infinite Volumeである。
- オフライン データのクローンである。
- MetroCluster構成でミラーリングされたボリュームである。
- システム定義のワークロード
- 次のストレージ効率化、データ レプリケーション、およびシステム健全性に関係する内部プロセスです。
- ストレージ効率化(重複排除など)
- ディスク健全性(RAIDの再構築、ディスク スクラビングなど)
- データ レプリケーション(SnapMirrorコピーなど)
- 管理アクティビティ
- ファイルシステム健全性(各種WAFLアクティビティなど)
- ファイルシステム スキャナ(WAFLスキャンなど)
- コピー オフロード(VMwareホストからオフロードされたストレージ効率化処理など)
- システム健全性(ボリューム移動、データ圧縮など)
- 監視対象外のボリューム
システム定義のワークロードのパフォーマンス データは、これらのワークロードで使用されるクラスタ コンポーネントが競合状態の場合にのみ表示されます。たとえば、システム定義のワークロードの名前を検索して、そのパフォーマンス データを表示することはできません。