[クラスタ / 健全性の詳細]ページには、選択したクラスタについて、健全性、容量、設定の詳細などの情報が表示されます。クラスタのネットワーク インターフェイス(LIF)、ノード、ディスク、関連するデバイス、および関連するアラートに関する情報も確認できます。
クラスタ名の横にあるステータス(「問題なし」など)は通信ステータスで、Unified Managerがクラスタと通信できるかどうかを示します。クラスタのフェイルオーバー ステータスや全体的なステータスではありません。
選択したクラスタについて、各コマンド ボタンを使用して次のタスクを実行できます。
Unified ManagerをOnCommand Workflow Automationと組み合わせて使用している場合、再検出処理にはWFAのキャッシュ データがあればそれも必要です。
再検出処理が開始されると、関連付けられているジョブの詳細へのリンクが表示され、ジョブ ステータスを追跡できるようになります。
ノード、SVM、アグリゲートなどのさまざまなクラスタ オブジェクトのデータ可用性とデータ容量の問題に関する詳細な情報が表示されます。可用性の問題は、クラスタ オブジェクトのデータ処理機能に関連した問題です。容量の問題は、クラスタ オブジェクトのデータ格納機能に関連した問題です。
オブジェクトのグラフをクリックすると、フィルタリングされたオブジェクトのリストを表示できます。たとえば、警告が表示されたSVMの容量のグラフをクリックすると、フィルタリングされたSVMのリストを表示できます。このリストには、重大度レベルが「警告」の容量の問題があるボリュームまたはqtreeを含むSVMが表示されます。また、警告が表示されたSVMの可用性のグラフをクリックすると、重大度レベルが「警告」の可用性の問題があるSVMのリストが表示されます。
選択したクラスタの容量に関する詳細情報が表示されます。
このクラスタのすべてのアグリゲートに格納されているデータの実際のサイズ。ONTAPのStorage Efficiencyテクノロジによる削減を適用する前のサイズです。
すべてのアグリゲート上の、データに使用されている物理容量。これには、パリティ、ライトサイジング、リザベーション用に割り当てられた容量は含まれません。
データに使用できる容量が表示されます。
すべてのスペア ディスクのストレージに使用できる格納可能容量が表示されます。
基盤となるすべてのボリューム用にプロビジョニングされている容量が表示されます。
クラスタの合計容量が表示されます。これには、パリティ用に割り当てられた容量は含まれません。
データに使用されている容量が表示されます。これには、パリティ、ライトサイジング、リザベーション用に割り当てられた容量は含まれません。
データに使用できる容量が表示されます。
基盤となるすべてのボリューム用にプロビジョニングされている容量が表示されます。
すべてのスペア ディスクのストレージに使用できる格納可能容量が表示されます。
データ ディスクの使用可能容量とスペア容量が表示されます。
クラスタ内のすべてのHDDデータ ディスクの使用済み容量と使用可能容量が図で表示されます。HDDのデータ ディスクのスペア容量は点線で表されます。
クラスタ内のSSDデータ ディスクの使用済み容量と使用可能容量が図で表示されます。
クラスタ内のSSDキャッシュ ディスクの格納可能容量が図で表示されます。
クラスタ内のSSD、データ、およびキャッシュ ディスクのスペア容量が図で表示されます。
クラスタ内の未割り当てのディスク数が表示されます。
アグリゲートに容量に関するなんらかの重大度の問題があることを示します。
ステータスにカーソルを合わせると、アグリゲートに対して生成されたイベントに関する詳細を確認できます。
アグリゲートのステータスが単一のイベントに基づく場合は、イベントの名前、イベントがトリガーされた日時、イベントが割り当てられている管理者の名前、イベントの原因などの情報が表示されます。[詳細を表示]ボタンをクリックすると、イベントに関する詳細を確認できます。
アグリゲートのステータスが同じ重大度の複数のイベントに基づく場合は、上位の3つのイベントについて、イベントの名前、イベントがトリガーされた日時、イベントが割り当てられている管理者の名前などの情報が表示されます。イベント名をクリックすると、それらの各イベントの詳細を確認できます。また、[すべてのイベントを表示]リンクをクリックすると、生成されたイベントのリストを参照できます。
アグリゲートの名前が表示されます。
アグリゲートの容量の使用率(%)に関する情報が図で表示されます。
アグリゲートの容量がフルに達するまでの推定日数が表示されます。
選択したクラスタについて、IPアドレス、シリアル番号、連絡先、場所などの詳細が表示されます。
Unified Managerからクラスタへの接続に使用されるクラスタ管理LIFが表示されます。インターフェイスの動作ステータスも表示されます。
Unified Managerからクラスタへの接続に使用されるクラスタ管理LIFのFQDN、短縮名、またはIPアドレスが表示されます。
クラスタの完全修飾ドメイン名(FQDN)が表示されます。
クラスタで実行されているONTAPのバージョンが表示されます。クラスタ内の各ノードで異なるバージョンのONTAPが実行されている場合は、最も古いONTAPのバージョンが表示されます。
クラスタのシリアル番号が表示されます。
クラスタで問題が発生した場合に連絡する管理者に関する詳細が表示されます。
クラスタの場所が表示されます。
[All SAN Array]構成のクラスタかどうかを示します。
MetroCluster構成のリモート クラスタに関する詳細が表示されます。この情報は、MetroCluster構成に対してのみ表示されます。
リモート クラスタの名前が表示されます。クラスタ名をクリックすると、クラスタの詳細ページに移動できます。
リモート クラスタのFQDN、短縮名、またはIPアドレスが表示されます。
リモート クラスタのシリアル番号が表示されます。
リモート クラスタの場所が表示されます。
MetroCluster構成のローカル クラスタに関する詳細が表示されます。この情報は、MetroCluster構成に対してのみ表示されます。
MetroClusterのタイプ(2ノードまたは4ノード)が表示されます。
ローカル クラスタで自動計画外スイッチオーバーが有効になっているかどうかが表示されます。Unified Managerのデフォルトの設定では、2ノードのMetroCluster構成の場合、すべてのクラスタでAUSOが有効になります。AUSOの設定はコマンドライン インターフェイスを使用して変更できます。
クラスタ内のノードについて、稼働している数()と停止している数(
)が表示されます。
ノードで実行されているONTAPのバージョンと、そのバージョンのONTAPを実行しているノードの数が表示されます。たとえば、「9.6 (2), 9.3 (1)」は、2つのノードでONTAP 9.6が実行され、1つのノードでONTAP 9.3が実行されていることを示します。
クラスタ内のSVMについて、稼働している数()と停止している数(
)が表示されます。
クラスタ内のデータLIF以外のLIFについて、稼働している数()と停止している数(
)が表示されます。
クラスタ管理LIFの数が表示されます。
ノード管理LIFの数が表示されます。
クラスタLIFの数が表示されます。
クラスタ間LIFの数が表示されます。
クラスタでライセンスが有効になっているデータ プロトコルのリストが表示されます。データ プロトコルには、iSCSI、CIFS、NFS、NVMe、FC / FCoEがあります。
MetroCluster構成のクラスタ コンポーネントの問題と接続ステータスが表示されます。ディザスタ リカバリ パートナーに問題があるクラスタは赤い線で囲んで示されます。
リモート クラスタの名前をクリックすると、リモート クラスタの詳細ページに移動できます。コンポーネント数のリンクをクリックして、コンポーネントの詳細を確認することもできます。たとえば、クラスタ内のノード数のリンクをクリックすると、クラスタの詳細ページにノード タブが表示されます。リモート クラスタのディスク数のリンクをクリックすると、リモート クラスタの詳細ページにディスク タブが表示されます。
問題が発生したコンポーネントにカーソルを合わせると、クラスタの詳細と接続ステータスに加え、その問題に対して生成されたイベントに関する詳細を確認できます。
コンポーネント間の接続に関する問題のステータスが単一のイベントに基づく場合は、イベントの名前、イベントがトリガーされた日時、イベントが割り当てられている管理者の名前、イベントの原因などの情報が表示されます。[詳細を表示]ボタンをクリックすると、イベントに関する詳細が表示されます。
コンポーネント間の接続に関する問題のステータスが同じ重大度の複数のイベントに基づく場合は、上位の3つのイベントについて、イベントの名前、イベントがトリガーされた日時、イベントが割り当てられている管理者の名前などの情報が表示されます。イベント名をクリックすると、それらの各イベントの詳細を確認できます。また、[すべてのイベントを表示]リンクをクリックすると、生成されたイベントのリストを参照できます。
レプリケートされているデータのステータスが表示されます。[MetroCluster レプリケーション]タブを使用して、すでにピア関係が設定されたクラスタとの間でデータを同期的にミラーリングすることでデータを確実に保護することができます。ディザスタ リカバリ パートナーに問題があるクラスタは赤い線で囲んで示されます。
MetroCluster環境では、このタブを使用して、ローカル クラスタとリモート クラスタの間の論理接続やピア関係を検証できます。クラスタ コンポーネントとその論理接続を客観的に捉えることができるため、メタデータやデータのミラーリングで発生する可能性がある問題を特定するのに役立ちます。
[MetroCluster レプリケーション]タブでは、選択したクラスタをローカル クラスタ、そのMetroClusterパートナーをリモート クラスタとして、詳しい図が表示されます。
選択したクラスタに作成されているデータLIF以外のすべてのLIFに関する詳細が表示されます。
ルーティング グループはONTAP 8.3以降ではサポートされないため、それらのクラスタの列は空白になります。
選択したクラスタ内のノードに関する情報が表示されます。HAペア、ディスク シェルフ、およびポートについて、次の情報を確認できます。
HAペアの可用性に関する情報を確認して、リスクを回避するための必要な措置を講じることができます。たとえば、テイクオーバー処理が実行された可能性がある場合、「ストレージ フェイルオーバー実行可能」というメッセージが表示されます。
ファン、電源装置、NVRAMバッテリ、フラッシュ カード、サービス プロセッサ、ディスク シェルフの接続など、HAペアとその環境に関連するイベントのリストを表示することができます。イベントがトリガーされた時刻も確認できます。
モデル番号やシリアル番号など、ノード関連のその他の情報を確認することができます。
シングルノード クラスタがある場合は、ノードに関する詳細も確認できます。
ディスク シェルフや環境コンポーネントに対して生成されたイベントも表示され、それらのイベントがトリガーされた時刻も確認できます。
ポートに対して生成されたイベントを確認することもできます。
ポートに関する次の詳細を確認できます。
ポートの名前が表示されます。たとえば、e0M、e0a、e0bなどです。
ポートのロールが表示されます。「クラスタ」、「データ」、「クラスタ間」、「ノード管理」、「未定義」のいずれかです。
ポートに使用されている物理レイヤ プロトコルが表示されます。「イーサネット」、「Fibre Channel」、「FCoE」のいずれかです。
ポートのWorld Wide Port Name(WWPN)が表示されます。
FC / FCoEポートのファームウェアの ビジョンが表示されます。
ポートの現在の状態が表示されます。「稼働」、「停止」、「リンク未接続」、「不明」()のいずれかです。
[イベント]リストでポート関連のイベントを確認できます。関連付けられているLIFの詳細について、LIFの名前、動作ステータス、IPアドレスまたはWWPN、プロトコル、LIFに関連付けられているSVMの名前、現在のポート、フェイルオーバー ポリシー、フェイルオーバー グループなどの情報も確認できます。
選択したクラスタ内のディスクに関する詳細が表示されます。使用しているディスク、スペア ディスク、破損ディスク、未割り当てディスクの数など、ディスク関連の情報を確認できます。また、ディスク名、ディスク タイプ、ディスクの所有者ノードなどの詳細も確認できます。
ONTAPの特定のディスク タイプは、その作成とアグリゲートへの追加、およびスペア管理において同じタイプとみなされます。ONTAPは、各ディスク タイプに実質的ディスク タイプを割り当てます。
SSDの実際の使用状況とメーカーの想定寿命に基づいて、SSDの推定される使用済み寿命の割合が表示されます。この値が99を超えた場合、想定される耐久度に達したと考えられますが、必ずしもSSDで障害が発生しているとはかぎりません。値が不明なディスクについては省略されます。
選択したクラスタに関連付けられているアノテーションの詳細を確認できます。これには、クラスタに適用されるアノテーションの名前と値などの情報が含まれます。[関連するアノテーション]ペインから、アノテーションを手動で削除することもできます。
選択したクラスタに関連付けられているデバイスの詳細を確認できます。
これには、クラスタに接続されたデバイスのタイプ、サイズ、数、健全性ステータスなどのプロパティが含まれます。個数のリンクをクリックすると、特定のデバイスについて詳しく分析できます。
[MetroCluster パートナー]ペインを使用して、リモートのMetroClusterパートナーとそれに関連付けられているクラスタ コンポーネント(ノード、アグリゲート、SVMなど)の数と詳細も確認できます。[MetroCluster パートナー]ペインは、MetroCluster構成のクラスタに対してのみ表示されます。
選択したクラスタを含むグループのリストを確認できます。
[関連するアラート]ペインでは、選択したクラスタに対するアラートのリストを確認できます。[アラートの追加]リンクをクリックしてアラートを追加したり、アラート名をクリックして既存のアラートを編集したりすることもできます。