これらのポートとプロトコルを使用して、Unified Managerサーバは管理対象のストレージ システム、サーバ、その他のコンポーネントと通信します。
通常の環境では、Unified Manager Web UIへの接続に常にデフォルトのポートが使用されるため、ポート番号を指定する必要はありません。たとえば、Unified Managerは常にデフォルトのポートで実行されるため、https://<host>:443の代わりにhttps://<host>と入力できます。
Unified Managerサーバでは、次のインターフェイスにアクセスする際に特定のプロトコルを使用します。
インターフェイス | プロトコル | ポート | 説明 |
---|---|---|---|
Unified Manager Web UI | HTTP | 80 | Unified Manager Web UIへのアクセスに使用され、自動的にセキュア ポート443にリダイレクトされます。 |
Unified Manager Web UIおよびAPIを使用するプログラム | HTTPS | 443 | Unified Manager Web UIへのセキュアなアクセスとAPI呼び出しに使用されます。API呼び出しはHTTPSでしか実行できません。 |
メンテナンス コンソール | SSH / SFTP | 22 | メンテナンス コンソールにアクセスしてサポート バンドルを取得する際に使用されます。 |
Linuxコマンドライン | SSH / SFTP | 22 | Red Hat Enterprise LinuxまたはCentOSのコマンドラインにアクセスしてサポート バンドルを取得する際に使用されます。 |
MySQLデータベース | MySQL | 3306 | OnCommand Workflow AutomationおよびOnCommand API ServicesからUnified Managerへのアクセスで使用されます。 |
syslog | UDP | 514 | ONTAPシステムからのサブスクリプションベースのEMSメッセージにアクセスし、メッセージに基づいてイベントを作成する際に使用されます。 |
REST | HTTPS | 9443 | 認証されたONTAPシステムからのREST APIベースのリアルタイムのEMSイベントにアクセスする際に使用されます。 |
ファイアウォール Unified Manager の設定で、 Unified Manager サーバと管理対象のストレージシステム、サーバ、その他のコンポーネントの間の通信に使用するポートを開くように設定する必要があります。ポートが開いていない場合、通信は失敗します。
環境に応じて、Unified Managerサーバから特定の接続先への接続に使用するポートとプロトコルを変更することもできます。
Unified Managerサーバは、次のプロトコルとポートを使用して、管理対象のストレージ システム、サーバ、その他のコンポーネントに接続します。
デスティネーション | プロトコル | ポート | 説明 |
---|---|---|---|
ストレージ システム | HTTPS | 443/TCP | ストレージ システムの監視と管理に使用されます。 |
ストレージ システム | NDMP | 10000/TCP | 特定のSnapshotリストア処理に使用されます。 |
AutoSupportサーバ | HTTPS | 443 | AutoSupport情報の送信に使用されます。この機能を実行するにはインターネット アクセスが必要です。 |
認証サーバ | LDAP | 389 | 認証要求、およびユーザとグループの検索要求に使用されます。 |
LDAPS | 636 | セキュアなLDAP通信に使用されます。 | |
メール サーバ | SMTP | 25 | アラート通知Eメールの送信に使用されます。 |
SNMPトラップの送信元 | SNMPv1またはSNMPv3 | 162/UDP | アラート通知SNMPトラップの送信に使用されます。 |
外部データ プロバイダのサーバ | TCP | 2003 | 外部のデータ プロバイダ(Graphiteなど)へのパフォーマンス データの送信に使用されます。 |
NTPサーバ | NTP | 123/UDP | Unified Managerサーバの時間を外部のNTPタイム サーバと同期するために使用されます(VMwareシステムのみ)。 |