Unified ManagerをインストールするLinuxシステムには、特定のバージョンのオペレーティング システムとサポート ソフトウェアが必要です。
Linuxシステムに、次のバージョンのオペレーティング システムとサポート ソフトウェアがインストールされている必要があります。
サポートされているRed Hat Enterprise LinuxおよびCentOSのバージョンの最新のリストについては、Interoperability Matrixを参照してください。
Unified ManagerはWildFly Webサーバに導入されます。WildFly17がUnified Managerにバンドルされて構成されています。
以下のサードパーティ パッケージが必要ですが、Unified Managerには含まれていません。以降のセクションの記載どおりにリポジトリを設定している場合、これらのパッケージはyumインストーラによって自動的にインストールされます。
LinuxシステムへのUnified Managerのインストールは、rootユーザに加え、sudoコマンドを使用すればroot以外のユーザも実行できます。
Red Hat Enterprise LinuxまたはCentOSとその関連リポジトリをシステムにインストールする際のベストプラクティスは次のとおりです。別の方法でインストールまたは設定されたシステム、またはオフプレミス(クラウド)に導入されたシステムでは、追加の手順が必要になる場合があります。また、Unified Managerが適切に実行されない可能性があります。
Server with GUIベース環境を選択してデフォルトのオプションを選択する必要があります。
Red Hat Subscription Managerについては、Red Hatのドキュメントを参照してください。
システムでEPELリポジトリが設定されていない場合は、リポジトリを手動でダウンロードして設定する必要があります。
システムでMySQLリポジトリが設定されていない場合は、リポジトリを手動でダウンロードして設定する必要があります。
システムがインターネットに接続されておらず、インターネットに接続されたシステムからリポジトリがミラーリングされていない場合は、インストール手順に従ってシステムに必要な外部ソフトウェアを確認してください。必要なソフトウェアを特定したら、インターネットに接続されたシステムにそのソフトウェアをダウンロードし、Unified Managerをインストールするシステムに.rpmファイルをコピーします。アーティファクトとパッケージをダウンロードするには、yum installコマンドを使用する必要があります。2つのシステムで同じバージョンのオペレーティング システムを実行していること、および該当するRed Hat Enterprise LinuxバージョンまたはCentOSバージョンのサブスクリプション ライセンスがあることを確認してください。
Red Hat Enterprise LinuxおよびCentOSの汎用イメージは、ポート443への外部アクセスをブロックする場合があります。そのため、Unified Managerのインストール後に管理者Web UIに接続できなくなることがあります。次のコマンドを実行すると、汎用的なRed Hat Enterprise LinuxまたはCentOSシステムのすべての外部ユーザおよびアプリケーションがポート443にアクセスできるようになります。
# firewall-cmd --zone=public --add-port=443/tcp --permanent; firewall-cmd --reloadServer with GUI
ベース環境を使用してRed Hat Enterprise LinuxおよびCentOSをインストールする必要があります。このベース環境は、Unified Managerのインストール手順で使用されるコマンドを提供します。他のベース環境では、インストールを検証または完了するために追加のコマンドのインストールが必要になる場合があります。システムでfirewall-cmdを使用できない場合は、次のコマンドを実行してこのコマンドをインストールする必要があります。
コマンドを実行する前に、会社のセキュリティ ポリシーに違反しないか(別の方法が必要でないか)をIT部門の担当者に確認してください。