Unified Manager を Windows に正しくインストール Unified Manager するには、 Active IQ Unified Manager をインストールするシステムがソフトウェアの要件を満たしている必要があります。
オペレーティング システム ソフトウェア
Unified Managerは、64ビットの英語版Windowsオペレーティング システムでのみ動作します。Unified Managerは次のWindowsプラットフォームにインストールできます。
- Microsoft Windows Server 2016 Standard EditionおよびDatacenter Edition
- Microsoft Windows Server 2019 Standard EditionおよびDatacenter Edition
以前のバージョンでサポートされていたWindows Server 2012はサポート対象外になりました。サポートされているWindowsのバージョンの最新のリストについては、Interoperability Matrixを参照してください。
mysupport.netapp.com/matrix
Unified Managerのみを実行する専用のサーバを用意する必要があります。他のアプリケーションをサーバにインストールしないでください。
サードパーティ製ソフトウェア
Unified Managerのサードパーティパッケージは Active IQ Unified Manager にバンドルされています。これらのサードパーティパッケージ Unified Manager がシステムにインストールされていない場合、 Active IQ Unified Manager のインストール時にインストールされます。
- Microsoft Visual C++ 2015再頒布可能パッケージ バージョン14.0.24212
- Visual Studio 2013のMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージ バージョン12.0.40660
- MySQL Community Edition バージョン 8.0.21 以降の 8.0 ファミリーバージョン
- Python 3.6.x
- OpenJDK バージョン 11.0.7
- p7zipバージョン18.05以降
注: Unified Manager 9.5以降では、OpenJDKがUnified Managerのインストール パッケージに含まれており、自動的にインストールされます。Unified Manager 9.5以降ではOracle Javaがサポートされません。
MySQL がインストールされている場合は、次の点を確認してください。
- デフォルトのポートを使用していること。
- サンプル データベースがインストールされていないこと。
- サービス名が
MYSQL8
になっていること。
Unified ManagerはWildFly Webサーバに導入されます。WildFly17がUnified Managerにバンドルされて構成されています。
注: Unified Manager サードパーティ製ソフトウェアをアップグレードする前に、実行中の Active IQ Unified Manager インスタンスをシャットダウンする必要があります。サードパーティ製ソフトウェアのインストールが完了したら、Unified Managerを再起動できます。
インストールの要件
- Microsoft .NET 4.5.2 以降がインストールされている必要があります。
- temp インストールファイルを展開するために、ディレクトリに 2GB のディスクスペースを設定する必要があります。ディレクトリが作成されたかどうかを確認するには、コマンドラインインターフェイス で次のコマンドを実行します: echo %temp%
- Unified Manager MSI ファイルのキャッシュ用に、 Windows ドライブに 2GB のディスクスペースを確保しておく必要があります。
- Unified Managerping する Microsoft Windows Server の完全修飾ドメイン名( FQDN )を設定し、ホスト名および FQDN へのが正常に応答するように設定する必要があります。
- Microsoft IIS World Wide Web Publishing サービスを無効にして、ポート 80 および 443 が空いていることを確認する必要があります。
- インストールの実行時は、リモートデスクトップセッションホストの Windows Installer RDS Compatibility の設定を無効にしておく必要があります。
- UDP ポート 514 を他のサービスで使用されないように空けておく必要があります。
注: Unified Managerのインストール プログラムは、Windows Defenderで次の項目を除外するように設定します。
- Unified Managerデータ ディレクトリ
- Unified Managerインストール ディレクトリ
- MySQLデータ ディレクトリ
サーバに別のウィルス対策ソフトウェアがインストールされている場合は、これらを手動で除外する必要があります。