[パフォーマンス エクスプローラ]ページを使用すると、クラスタに含まれるすべてのボリュームなど、クラスタ内の同様のオブジェクトのパフォーマンスを比較することができます。これは、パフォーマンス イベントのトラブルシューティングやオブジェクトのパフォーマンスの微調整を行う際に便利です。各オブジェクトを他のオブジェクトとの比較でベースラインとなるルート オブジェクトと比較することもできます。
[健全性ビューに切り替え]ボタンをクリックすると、このオブジェクトの[健全性の詳細]ページを表示できます。このオブジェクトのストレージ設定に関して、問題のトラブルシューティングに役立つ重要な情報が得られる場合があります。
[パフォーマンス エクスプローラ]ページには、クラスタ オブジェクトとそのパフォーマンス データのリストが表示されます。このページでは、同じタイプのすべてのクラスタ オブジェクト(ボリュームとそのオブジェクト固有のパフォーマンス統計など)が表形式で表示されます。このビューで、クラスタ オブジェクトのパフォーマンスの概要を効率的に確認することができます。
N/Aと表示される場合は、そのオブジェクトに対するI/Oがまだないため、その時点ではそのカウンタの値を利用できないことを意味します。
[パフォーマンス エクスプローラ]ページの構成要素は次のとおりです。
事前定義の範囲を選択できるほか、カスタムの期間を独自に指定することもできます。
使用可能なオプションは、ルート オブジェクトのタイプと利用可能なデータによって異なります。[表示して比較]ドロップダウン リストをクリックしてオブジェクトのタイプを選択できます。選択したオブジェクトのタイプがリストに表示されます。
IOPSが4を超えるオブジェクトに限定するなど、オブジェクト データに適用するフィルタを作成することができます。フィルタは最大で4つまで同時に追加できます。
[比較]ペインに表示されたオブジェクトのデータが[カウンタ グラフ]に表示されます。
パフォーマンス保証プログラムの状況を確認するためにレイテンシ グラフを表示することができます。
通常、デフォルトではグラフが3つか4つのみ表示されます。[グラフを選択]構成要素で、追加のグラフを表示したり、特定のグラフを非表示にしたりできます。[イベント タイムライン]の表示と非表示を切り替えることもできます。