サポートされるSMBのバージョンと機能

サーバ メッセージ ブロック(SMB)は、Microsoft Windowsクライアントおよびサーバで使用されるリモート ファイル共有プロトコルです。ONTAP 9ではすべてのSMBのバージョンがサポートされますが、デフォルトであるSMB 1.0がサポートされるかどうかはONTAPのバージョンによって異なります。ONTAPのSMBサーバが、ご使用の環境で必要なクライアントと機能をサポートしていることを確認する必要があります。

ONTAPがサポートするSMBクライアントおよびドメイン コントローラの最新情報については、Interoperability Matrix Toolを参照してください。

SMB 2.0以降のバージョンはONTAP 9のSMBサーバではデフォルトで有効になっており、必要に応じて有効または無効を切り替えることができます。次の表に、SMB 1.0のサポートとデフォルト設定を示します。

SMB 1.0の機能: ONTAP 9のリリース:
  9.0 9.1 9.2 9.3以降
デフォルトで有効 ×
有効または無効に切り替え可能 × ×
注: SMB 1.0および2.0のドメイン コントローラへの接続に関するデフォルト設定もONTAPのバージョンによって異なります。詳細については、vserver cifs security modifyのマニュアル ページを参照してください。

既存のCIFSサーバでSMB 1.0を実行している環境では、できるだけ早く最新のSMBバージョンに移行して、セキュリティとコンプライアンスを強化する必要があります。詳細については、ネットアップの担当者にお問い合わせください。

次の表に、SMBでサポートされる機能と対応するバージョンを示します。SMBの機能には、デフォルトで有効になるものと追加の設定が必要なものがあります。

機能: 有効化が必要: ONTAP 9でサポートされるSMBのバージョン:
    1.0 2.0 2.1 3.0 3.1.1
従来のSMB 1.0の機能   X X X X X
永続性ハンドル     X X X X
複合操作     X X X X
非同期操作     X X X X
読み取り / 書き込みバッファのサイズの増加     X X X X
拡張性の向上     X X X X
SMB署名 X X X X X X
Large MTU(ONTAP 9.7以降ではデフォルトで有効) X     X X X
oplockリース       X X X
継続的可用性を備えた共有 X       X X
永続的ハンドル         X X
監視         X X
SMB暗号化:AES-128-CCM X       X X
スケールアウト(CA共有で必要)         X X
透過的なフェイルオーバー         X X
SMBマルチチャネル(ONTAP 9.4以降) X       X X
事前認証の整合性           X
Cluster Client Failover v2(CCFv2)           X
SMB暗号化:AES-128-GCM(ONTAP 9.1以降) X         X
注: ネットアップ Infinite Volumeは、ONTAP 9.3以降で廃止されています。Infinite Volumeの代わりに、ネットアップの優れたコンテナ ソリューションであるFlexGroupの使用を検討してください。Infinite VolumeはSMB 1.0のみをサポートしています。