開いているSMBファイルに関する情報の表示

SMB接続、SMBセッションID、ホスティング ボリューム、共有名、共有パスなど、開いているSMBファイルに関する情報を表示できます。ファイルの継続的可用性を備えた保護のレベルに関する情報も表示できます。この情報は、開いているファイルがノンストップ オペレーションをサポートする状態であるかどうか確認するのに役立ちます。

タスク概要

確立されたSMBセッションで開いているファイルに関する情報を表示できます。これは、SMBセッション内の特定のファイルに関するSMBセッション情報を確認する必要がある場合に役立ちます。

たとえば、SMBセッションで、継続的可用性を備えた保護を使用して開いているファイルと、継続的可用性を備えた保護を使用せずに開いているファイルがある場合(vserver cifs session showコマンド出力の-continuously-availableフィールドの値はPartialになります)、このコマンドによって、継続的可用性に対応していないファイルを特定できます。

オプションのパラメータを何も指定せずにvserver cifs session file showコマンドを実行することで、Storage Virtual Machine(SVM)上の確立されたSMBセッションのすべての開いているファイルに関する情報を要約形式で表示できます。

ただし、多くの場合、大量の出力が返されます。オプションのパラメータを指定すると、出力に表示される情報をカスタマイズできます。これは、開いているファイルの一部のみに関する情報を表示する場合に便利です。

手順

次のいずれかを実行します。
表示する開いているSMBファイル 入力するコマンド
SVM上のファイル(要約形式) vserver cifs session file show -vserver vserver_name
指定したノード上のファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -node {node_name|local}
指定したファイルIDのファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -file-id integer
指定したSMB接続IDのファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -connection-id integer
指定したSMBセッションIDのファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -session-id integer
指定したホスティング アグリゲートのファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -hosting-aggregate aggregate_name
指定したボリュームのファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -hosting-volume volume_name
指定したSMB共有のファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -share share_name
指定したSMBパスのファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -path path
指定したレベルの継続的可用性を備えた保護を使用しているファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -continuously-available {No|Yes}
注: 継続的可用性のステータスがNoの場合、それらの開いているファイルが、テイクオーバーやギブバックからのシステム停止不要のリカバリに対応していないことを意味します。また、可用性の高い関係のパートナー間における一般的なアグリゲートの再配置からリカバリすることもできません。
指定した再接続の状態のファイル vserver cifs session file show -vserver vserver_name -reconnected {No|Yes}
注: 再接続の状態がNoの場合、その開いているファイルは、切断の発生後に再接続されていません。つまり、そのファイルは一度も切断されていないか、切断されてから再接続できなかったことを意味します。再接続の状態がYesの場合、その開いているファイルは、切断の発生後に正常に再接続されたことを意味します。
ほかにも、出力結果を詳細に指定するためのオプションのパラメータがあります。詳細については、マニュアル ページを参照してください。

次の例は、SVM vs1の開いているファイルに関する情報を表示します。

cluster1::> vserver cifs session file show -vserver vs1
Node:       node1
Vserver:    vs1
Connection: 3151274158
Session:    1
File    File      Open Hosting               Continuously
ID      Type      Mode Volume    Share       Available
------- --------- ---- --------- ----------- ------------
41      Regular   r    data      data        Yes
Path: \mytest.rtf

次の例は、SVM vs1のファイルID 82の開いているSMBファイルに関する詳細情報を表示します。

cluster1::> vserver cifs session file show -vserver vs1 -file-id 82 -instance

                  Node: node1
               Vserver: vs1
               File ID: 82
         Connection ID: 104617
            Session ID: 1
             File Type: Regular
             Open Mode: rw
Aggregate Hosting File: aggr1
   Volume Hosting File: data1
            CIFS Share: data1
  Path from CIFS Share: windows\win8\test\test.txt
            Share Mode: rw
           Range Locks: 1
Continuously Available: Yes
           Reconnected: No