SMB暗号化のパフォーマンスへの影響

SMB経由のデータ転送でのCIFSサーバのSMB暗号化要求の設定の説明に従ってSMB暗号化を有効にする前に、パフォーマンスへの影響について検討する必要があります。

SMBセッションでSMB暗号化を使用すると、SMBとWindowsクライアント間のすべての通信でパフォーマンスが著しく低下し、クライアントとサーバ(CIFSサーバを含むSVMを実行中のクラスタ ノード)の両方が影響を受けます。パフォーマンスの低下は、ネットワーク トラフィックの量に変化がないにもかかわらずクライアントとサーバ両方のCPU使用率が増加する形で表れます。

ネットワークとSVMの実装方法に応じてSMB暗号化のパフォーマンスへの影響は大幅に変わってくるため、検証するためには使用しているネットワーク環境でテストを実施する必要があります。

SMB暗号化はCIFSサーバではデフォルトで無効になっています。SMB暗号化は、暗号化を必要とするCIFS共有またはCIFSサーバでのみ有効にしてください。SMB暗号化を有効にすると、ONTAPはすべての要求に対して要求を復号化して応答を暗号化する必要があります。そのため、SMB暗号化は必要な場合にのみ有効にしてください。