Data ONTAP 7-Modeからclustered Data ONTAPに移行する際には、clustered Data ONTAPと7-Modeのコマンド、オプション、構成ファイルの対応関係が記載されたコマンド マップを参照すると便利です。
コマンド マップ(7-Mode管理)には、次のような7-Modeコマンド、オプション、構成ファイルとclustered Data ONTAPコマンドのマッピングが含まれます。
Data ONTAPのコマンドライン インターフェイス(CLI)はクラスタ処理用に大幅に再編されていますが、多くのコマンドには7-Modeと互換性のあるショートカット版が存在し、スクリプトやその他の自動化タスクを変更する必要はありません。これらのショートカットは、表の各欄の先頭に太字で記載されています。次に7-Modeと互換性のないショートカット、続いて完全な形式のコマンドが記載されています。
7-Modeコマンド | clustered Data ONTAPコマンド |
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aggr add | aggr add aggr add-disks storage aggregate add-disks |
太字のショートカットが記載されていない場合は、7-Modeと互換性のあるバージョンはありません。各コマンドについて、すべての形式が表に記載されているわけではありません。CLIは極めて柔軟性が高いため、複数の省略形を使用できます。
1つのクラスタに、3つの異なるCLIコマンド用シェルがあります。
クラスタシェルには、クラスタの設定と管理に必要なすべてのコマンドが含まれています。
これらのコマンドは、ノード レベルにのみ適用されます。クラスタシェルからノードシェル セッションに切り替えてノードシェル コマンドを対話的に実行できるほか、クラスタシェルから単一のノードシェル コマンドを実行することもできます。ノードシェル コマンドは、system node run -node {nodename|local} commandnameのような(長い)形式になっています。
一般的な管理目的で使用するものではありません。システムシェルには、必ずテクニカル サポートの指示に従ってアクセスしてください。
7-Modeと互換性のあるショートカットがあるノードシェル コマンドは、ノードシェルから実行することを前提にしています。ノードシェルに切り替えるには、次のように入力します。
system node run -node {nodename|local}7-Modeと互換性のあるショートカット以外のnodeshellコマンドは、クラスタシェルから実行する必要があります。
状況 | 詳細情報 |
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クラスタシェル コマンドの使用 | ONTAP 9のコマンド |
ノードシェル コマンドの使用 | Data ONTAP 8. 2 Commands: Manual Page Reference for 7-Mode, Volume 1 |
CLIコマンドの実行、CLIコマンドのディレクトリの移動、CLIコマンドの値の設定、クエリ、パターン、ワイルドカードの使用 | システム管理 |