SnapMirror関係の一部であるボリュームは移行できます。ただし、一部のデータ保護構成とディザスタ リカバリ構成は移行対象としてサポートされていません。そのため、これらの構成を移行するには、いくつかの手順を手動で実行する必要があります。
Volume SnapMirror関係は7-Mode Transition Toolを使用して移行できます。プライマリとセカンダリのHAペアに対して、コピーフリーの移行を実行できます。移行後、Volume SnapMirror関係を手動で設定する必要があります。
SnapMirror関係の移行SnapVault関係のソースであるボリュームはマイグレートできますが、SnapVault関係は移行されません。SnapVault関係のデスティネーション ボリュームは、SnapVaultバックアップを停止したあとにマイグレートできます。
qtree SnapMirror関係のソースである、qtreeを含むボリュームは移行できますが、qtree SnapMirror関係は移行されません。qtree SnapMirror関係のデスティネーションである、qtreeを含むボリュームは、qtree SnapMirror関係を解除したあとにマイグレートできます。
ディザスタ リカバリvFilerユニットのソース ボリュームはマイグレートできますが、ディザスタ リカバリvFilerユニットは移行されません。ディザスタ リカバリvFilerユニットのデスティネーション ボリュームは、ディザスタ リカバリ関係を削除したあとにマイグレートできます。
移行の完了後、移行したボリュームのバックアップ ポリシーをONTAPで手動で設定する必要があります。
ONTAPではこの機能はサポートされていません。ただし、この関係に含まれているボリュームは移行できます。