評価のエグゼクティブ サマリーを使用した移行のための環境評価

移行に関するエグゼクティブ サマリーには、環境内の7-Modeコントローラ、ホスト、およびFCスイッチの概要が表示されます。現在使用している機能の評価レポートであり、ストレージ環境内の各ボリュームに適した移行方法を提案します。このサマリーを使用して移行を計画することができます。

エグゼクティブ サマリーは次のセクションで構成されます。

Target cluster

このセクションには、評価時に選択したターゲット クラスタのONTAPバージョンが表示されます。

Data collection summary

情報を収集した7-Modeコントローラ、ホスト、およびスイッチの一覧が表示されます。7-ModeコントローラのONTAPバージョンとモデルの詳細を確認することができます。また、ホストのOSタイプ、バージョン、モデルも確認できます。

Transition feasibility and recommended transition methodology

このセクションには、各コントローラで実行された事前確認のサマリーと、コントローラおよびボリューム レベルでの移行の可否が表示されます。stopped状態またはinconsistent状態のvFilerユニットに属するボリューム、オフラインのボリューム、または制限付きのボリュームは、評価の対象となりません。このレポートには、各コントローラに対する事前確認で報告されたエラーと警告の数が表示されます。移行の前に、これらのエラーと警告を確認し、問題を解決する必要があります。事前確認の詳細は、評価ワークブックの[Config Precheck Summary]タブで確認できます。

エグゼクティブ サマリーには、ボリュームとコントローラの構成および事前確認サマリーに基づいて、評価された各ボリュームに対する最適な移行方法が提示されます。たとえば、7-Modeのトラディショナル ボリュームまたはFlexCacheボリュームは、ONTAPでサポートされていないため移行できません。

ほとんどの構成に対しては、7-Mode Transition Toolが移行ツールとして推奨されます。一方、7-Mode Transition Toolで移行できないワークロードについては、アプリケーションベースまたはホストベースのマイグレーション方法を使用する必要があります。

ネットアップ テクニカル レポート4052:『Successfully Transitioning to Clustered Data ONTAP (Data ONTAP 8.2.x and 8.3)』

Storage inventory

このセクションには次の情報が表示されます。

SVM consolidation considerations

異なるvFilerユニットまたは7-Modeコントローラに含まれるボリュームを1つのSVMに統合することを検討している場合は、このセクションの情報から、7-Modeシステムが別々のActive Directoryドメインにバインドされているかどうか、それらのシステムのNIS構成が異なっているかどうか、それらのシステムが同じボリューム名またはCIFS共有名を使用しているかどうかを特定できるほか、各コントローラに属するローカル ユーザとローカル グループの数を特定できます。これらの考慮事項は、複数のvFilerユニットまたは7-Modeコントローラを統合し、1つのSVMに移行する計画を立てる場合の問題点を明らかにする際に重要となります。

Data collection errors

このセクションには、7-Mode Transition Toolで収集できなかったコントローラとホストの情報、および収集に失敗した理由が表示されます。データ収集エラーの詳細は、評価ワークシートの[Data Collection Errors]タブで参照できます。これらのエラーを解決し、システムを再評価することができます。