LIFのロールにより、LIFでサポートされるトラフィックの種類のほか、適用されるフェイルオーバー ルールや適用されるファイアウォールの制限が決まります。LIFのロールには、ノード管理、クラスタ管理、クラスタ、クラスタ間、およびデータの5種類があります。
クラスタ管理LIFは、クラスタ内の任意のノード管理ポートまたはデータ ポートにフェイルオーバーできます。クラスタ ポートまたはクラスタ間ポートにはフェイルオーバーできません。
クラスタLIFは、同じノードのクラスタ ポート間でフェイルオーバーできますが、リモート ノードに移行またはフェイルオーバーすることはできません。新しいノードがクラスタに追加されるとIPアドレスは自動的に生成されます。クラスタLIFにIPアドレスを手動で割り当てる場合は、新しいIPアドレスが既存のクラスタLIFと同じサブネット範囲に含まれるようにする必要があります。
1つのポートに複数のデータLIFを設定できます。これらのインターフェイスは、クラスタ全体で移行またはフェイルオーバーが可能です。ファイアウォール ポリシーをmgmtに変更すると、データLIFをSVM管理LIFとして使用できます。
データLIFは、NIS、LDAP、Active Directory、WINS、およびDNSの各サーバに対するセッションで使用されます。