LIFのロール

LIFのロールにより、LIFでサポートされるトラフィックの種類のほか、適用されるフェイルオーバー ルールや適用されるファイアウォールの制限が決まります。LIFのロールには、ノード管理、クラスタ管理、クラスタ、クラスタ間、およびデータの5種類があります。

ノード管理LIF
クラスタ内の特定のノードを管理するために専用のIPアドレスを提供するLIFです。クラスタの作成時またはクラスタへのノードの追加時に作成されます。ノード管理LIFは、クラスタからノードにアクセスできなくなった場合など、システムのメンテナンスに使用されます。
クラスタ管理LIF
クラスタ全体に対する単一の管理インターフェイスを提供するLIFです。

クラスタ管理LIFは、クラスタ内の任意のノード管理ポートまたはデータ ポートにフェイルオーバーできます。クラスタ ポートまたはクラスタ間ポートにはフェイルオーバーできません。

クラスタLIF
クラスタ内のノード間トラフィックに使用されるLIFです。必ず10GbEのネットワーク ポートに作成する必要があります。

クラスタLIFは、同じノードのクラスタ ポート間でフェイルオーバーできますが、リモート ノードに移行またはフェイルオーバーすることはできません。新しいノードがクラスタに追加されるとIPアドレスは自動的に生成されます。クラスタLIFにIPアドレスを手動で割り当てる場合は、新しいIPアドレスが既存のクラスタLIFと同じサブネット範囲に含まれるようにする必要があります。

データLIF
Storage Virtual Machine(SVM)に関連付けられたLIFで、クライアントとの通信に使用します。

1つのポートに複数のデータLIFを設定できます。これらのインターフェイスは、クラスタ全体で移行またはフェイルオーバーが可能です。ファイアウォール ポリシーをmgmtに変更すると、データLIFをSVM管理LIFとして使用できます。

データLIFは、NIS、LDAP、Active Directory、WINS、およびDNSの各サーバに対するセッションで使用されます。

クラスタ間LIF
クラスタ間の通信、バックアップ、およびレプリケーションに使用されるLIFです。クラスタ ピア関係を確立するには、クラスタ内の各ノードにクラスタ間LIFを作成しておく必要があります。
クラスタ間LIFは、同じノードのポートにのみフェイルオーバーできます。クラスタ内の別のノードに移行またはフェイルオーバーすることはできません。