漸増チェーンとは

漸増チェーンとは、同じパスに対する一連の増分バックアップです。バックアップでは任意の時点で任意のレベルを指定できるため、バックアップとリストアを効率的に実行するには、漸増チェーンについて理解しておく必要があります。31個のレベルの増分バックアップ処理を実行できます。

漸増チェーンには次の2種類があります。

増分バックアップでは、よりレベルが低い最新のバックアップがベースとして使用されます。たとえば、0、2、3、1、4という一連のバックアップ レベルには、「0、2、3」と「0、1、4」の2つの漸増チェーンがあります。次の表に、増分バックアップのベースを示します。

バックアップ順序 増分レベル 漸増チェーン 基本 バックアップされるファイル
1 0 両方 ストレージ システム上のファイル バックアップ パスのすべてのファイル
2 2 0, 2, 3 Level-0バックアップ レベル0バックアップ以降に作成されたバックアップ パスのファイル
3 3 0, 2, 3 Level-2バックアップ レベル2バックアップ以降に作成されたバックアップ パスのファイル
4 1 0, 1, 4 レベル0バックアップ(レベル1バックアップよりもレベルが低く最新であるため) レベル0バックアップ以降に作成されたバックアップ パスのファイル(レベル2とレベル3のバックアップ ファイルを含む)
5 4 0, 1, 4 レベル1バックアップ(指定されたレベルより低く、レベル0、レベル2、レベル3のバックアップよりも新しいため) レベル1バックアップ以降に作成されたファイル