SP CLIセッションを開いてノードをリモートから管理したり、別のSPコンソール セッションを開いてノードのコンソールにアクセスしたりすることができます。SPコンソール セッションは、同時システム コンソール セッションに表示される出力をミラーリングします。SPとシステム コンソールには独立したシェル環境があり、独立したログイン認証が行われます。
SP CLIセッション、SPコンソール セッション、システム コンソール セッションの関係を理解しておくと、ノードをリモートから管理する際に役に立ちます。これらのセッションの関係を次に示します。
SP CLIはSPプロンプト(SP>)で表されます。SP CLIセッションでは、system consoleコマンドでSPコンソール セッションを開始できます。同時に、SSHを介して別のSP CLIセッションを開始することもできます。Ctrl+Dキーを押してSPコンソール セッションを終了すると、自動的にSP CLIセッションに戻ります。SP CLIセッションがすでに存在する場合は、既存のSP CLIセッションを終了するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。Y
キーを押すと、既存のSP CLIセッションが終了し、SPコンソールからSP CLIに戻ることができます。このアクションは、SPのイベント ログに記録されます。
SSH経由で接続されたONTAP CLIセッションでは、別のノードからONTAPのsystem node run-consoleコマンドを実行して、ノードのシステム コンソールに切り替えることができます。
SP CLIから(system consoleコマンドを使用して)SPコンソール セッションを開始すると、システム コンソールのクレデンシャルを入力するように求められます。システム コンソール セッションから(Ctrl+Gキーで)SP CLIにアクセスすると、SP CLIのクレデンシャルを入力するように求められます。
SPコンソール セッションは、同時システム コンソール セッションに表示される出力をミラーリングします。ただし、同時システム コンソール セッションでは、SPコンソール セッションをミラーリングしません。
また、SPコンソール セッションは、同時SSHセッションの出力をミラーリングしません。