ポートセットの作成およびポートセットへのigroupのバインド

Selective LUN Map(SLM;選択的LUNマップ)に加えて、ポートセットを作成してigroupにバインドし、イニシエータがLUNへのアクセスに使用するLIFを詳細に制限することができます。ポートセットをigroupにバインドしない場合、igroup内のすべてのイニシエータが、LUNを所有するノードおよび所有者ノードのHAパートナーのすべてのLIFからマップ済みのLUNにアクセスできます。

開始する前に

少なくとも1個のLIFと1つのigroupが必要です。

インターフェイス グループを使用しないかぎり、iSCSIとFCの冗長性を確保するために推奨されるLIFの数は2個です。インターフェイス グループを使用する場合に推奨されるLIFの数は1個です。

タスク概要

ノード上にLIFが3つ以上あり、特定のイニシエータを一部のLIFに制限する場合は、ポートセットとSLMを併用する方が効果的です。ポートセットを使用しない場合は、LUNへのアクセス権を持つすべてのイニシエータが、LUNを所有するノードおよび所有者ノードのHAパートナー経由でノード上のすべてのターゲットにアクセスできます。

手順

  1. 該当するLIFを含むポートセットを作成します。portset create -vserver vserver_name -portset portset_name -protocol protocol -port-name port_name
    FCを使用する場合は、protocolパラメータをfcpに指定します。iSCSIを使用する場合は、protocolパラメータをiscsiに指定します。
  2. igroupをポートセットにバインドします。lun igroup bind -vserver vserver_name -igroup igroup_name -portset portset_name
  3. ポートセットとLIFが正しいことを確認します。portset show -vserver vserver_name
    Vserver   Portset   Protocol Port Names    Igroups
    --------- --------- -------- ------------- --------
    vs3       portset0  iscsi    lif0,lif1     igroup1