LinuxホストでのEmulex HBAのキュー深度の更新

LinuxホストではEmulex HBAのキュー深度を更新できます。この更新をリブート後も維持するには、新しいRAMディスク イメージを作成してホストをリブートする必要があります。

手順

  1. 変更するキュー深度パラメータを特定します。modinfo lpfc|grep queue_depth
    キュー深度パラメータとその説明が一覧表示されます。使用しているオペレーティング システムのバージョンに応じて、次のキュー深度パラメータを1つ以上変更できます。
    • lpfc_lun_queue_depth:特定のLUNのキューに格納できるFCコマンドの最大数(uint)
    • lpfc_hba_queue_depth:lpfc HBAのキューに格納できるFCコマンドの最大数(uint)
    • lpfc_tgt_queue_depth:特定のターゲット ポートのキューに格納できるFCコマンドの最大数(uint)

      lpfc_tgt_queue_depthパラメータは、Red Hat Enterprise Linux 7.xシステム、SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4システムおよび12.xシステムのみに適用されます。

  2. キュー深度を更新するために、Red Hat Enterprise Linux 5.xシステムでは/etc/modprobe.confファイルに、Red Hat Enterprise Linux 6.x / 7.xシステムまたはSUSE Linux Enterprise Server 11.x / 12.xシステムでは/etc/modprobe.d/scsi.confファイルに、キュー深度パラメータを追加します。
    使用しているオペレーティング システムのバージョンに応じて、次のコマンドを1つ以上追加できます。
    • options lpfc lpfc_hba_queue_depth=new_queue_depth
    • options lpfc lpfc_lun_queue_depth=new_queue_depth
    • options lpfc_tgt_queue_depth=new_queue_depth
  3. この更新をリブート後も維持するために、新しいRAMディスク イメージを作成し、その後ホストをリブートします。
    詳細については、使用しているLinuxオペレーティング システムのバージョンに対応したSystem Administration Reference Guideを参照してください。
  4. 変更したキュー深度パラメータの値が更新されていることを確認します。cat /sys/class/scsi_host/host_number/lpfc_lun_queue_depth cat /sys/class/scsi_host/host_number/lpfc_tgt_queue_depth cat /sys/class/scsi_host/host_number/lpfc_hba_queue_depth
    root@localhost ~]#cat /sys/class/scsi_host/host5/lpfc_lun_queue_depth
          30
    キュー深度の現在の値が表示されます。