FASシステムのインライン データ コンパクションの有効化

wafl compaction enableノード シェル コマンドを使用すると、Flash Pool(ハイブリッド)アグリゲートまたはHDDアグリゲートを使用するFASシステムで、ボリューム レベルまたはアグリゲート レベルでインライン データ コンパクションを制御できます。FASシステムのデータ コンパクションはデフォルトで無効になっています。

タスク概要

アグリゲート レベルでデータ コンパクションを有効にすると、そのアグリゲート内にボリューム スペース ギャランティnoneで作成されるすべてのボリュームでデータ コンパクションが有効になります。 HDDアグリゲートのボリュームでデータ コンパクションを有効にすると、追加のCPUリソースが使用されます。

手順

  1. advanced権限レベルに切り替えます。set -privilege advanced
  2. 目的のノードのボリュームとアグリゲートのデータ コンパクションの状態を確認します。 node run –node node_name –command wafl compaction status -all
  3. アグリゲートとボリュームでデータ コンパクションを有効にします。
    • アグリゲートの場合: node run –node node_name –command wafl compaction enable –A aggregate_name
    • ボリュームの場合: node run –node node_name –command wafl compaction enable volume_name
    注: アグリゲートまたはボリュームのどちらかでデータ コンパクションをfalseに設定すると、コンパクションは失敗します。コンパクションを有効にしても既存のデータに対しては実行されず、システムへの新規の書き込みに対してのみ実行されます。volume efficiency startコマンドのヘルプには、既存のデータのコンパクションに関する詳細情報が含まれています(ONTAP 9.1以降)。

    ONTAP 9のコマンド

  4. コンパクションの統計を表示します。 node run –node node_name –command wafl compaction stats