大幅な変更後のクォータの再初期化

クォータが適用されていないターゲットに対してクォータを追加または削除するなど、既存のクォータに大幅な変更を加える場合は、影響するすべてのボリュームのクォータを変更して再初期化する必要があります。

タスク概要

クォータが適用されているStorage Virtual Machine(SVM)に対し、クォータの完全な再初期化が必要となる、大幅な変更を実行します。

手順

  1. -instanceパラメータを指定してvserver showコマンドを使用し、SVMに現在割り当てられているポリシーの名前を確認します。
  2. 次のいずれかの操作を実行し、クォータ ルールを変更します。
    状況 操作
    新しいクォータ ルールを作成する volume quota policy rule createコマンドを使用します
    既存のクォータ ルールの設定を変更する volume quota policy rule modifyコマンドを使用します
    既存のクォータ ルールを削除する volume quota policy rule deleteコマンドを使用します
  3. volume quota policy rule showコマンドを使用して、クォータ ルールが正しく設定されているかどうかを確認します。
  4. クォータを変更した各ボリュームで、クォータをオフにしてからクォータをオンにして、クォータを再初期化します。
    1. 影響する各ボリュームでクォータを非アクティブ化するには、そのボリュームでvolume quota offコマンドを使用します。
    2. 影響する各ボリュームでクォータをアクティブ化するには、そのボリュームでvolume quota onコマンドを使用します。
      注: 影響する各ボリュームのクォータは、5分ほど待機してから再アクティブ化します。volume quota offコマンドの実行後すぐにアクティブ化しようとすると、エラーが発生する場合があるためです。

      また、コマンドを実行して、特定のボリュームを含むノードからボリュームのクォータを再初期化することもできます。

      初期化処理は、次のいずれかの方法で監視できます。
      • volume quota onコマンドを使用する場合、-foregroundパラメータを追加すると、フォアグラウンドのジョブでクォータを実行できます (デフォルトでは、このジョブはバックグラウンドで実行されます)。

        バックグラウンドでジョブが実行される場合、job showコマンドを使用すると進行状況を監視できます。

      • volume quota showコマンドを使用すると、クォータの初期化のステータスを監視できます。
  5. volume quota show -instanceコマンドを使用して、初期化できなかったクォータ ルールなどの初期化のエラーを確認します。
  6. volume quota reportコマンドを使用してクォータ レポートを表示し、適用クォータが予想どおりの状態かどうかを確認します。