FC-to-SASブリッジの設定

モデルに応じたFC-to-SASブリッジのケーブル接続に進む前に、FibreBridgeソフトウェアで設定を行う必要があります。

開始する前に

ブリッジのインバンド管理を使用するかどうかを決めておく必要があります。

タスク概要

IP管理ではなくブリッジのインバンド管理を使用する場合は、該当する手順に記載されているように、イーサネット ポートとIPを設定する手順を省略できます。

手順

  1. インバンド管理用に設定する場合は、FibreBridge RS-232シリアル ポートからPCのシリアル(COM)ポートにケーブルを接続します。
    シリアル接続は初期設定とONTAPによるインバンド管理に使用され、FCポートを使用してブリッジの監視と管理を行うことができます。
  2. IP管理用に設定する場合は、イーサネット ケーブルを使用して、各ブリッジのイーサネット管理1ポートをネットワークに接続します。

    ONTAP 9.5以降を実行しているシステムでは、インバンド管理を使用してイーサネット ポートではなくFCポート経由でブリッジにアクセスできます。

    イーサネット管理1ポートを使用すると、ブリッジ ファームウェアを短時間でダウンロードし(ATTO ExpressNAVまたはFTP管理インターフェイスを使用)、コア ファイルと抽出ログを取得できます。

  3. IP管理用に設定する場合は、使用しているブリッジ モデルのATTO FibreBridge Installation and Operation Manualのセクション2.0の手順に従って、各ブリッジのイーサネット管理1ポートを設定します。

    ONTAP 9.5以降を実行しているシステムでは、インバンド管理を使用してイーサネット ポートではなくFCポート経由でブリッジにアクセスできます。

    QuickNAVを実行してイーサネット管理ポートを設定すると、イーサネット ケーブルで接続されているイーサネット管理ポートのみが設定されます。たとえば、イーサネット管理2ポートも設定する場合は、イーサネット ケーブルをポート2に接続してQuickNAVを実行する必要があります。

  4. ブリッジを設定します。

    指定するユーザ名とパスワードは必ずメモしてください。

    注: ATTO FibreBridge 7600Nまたは7500Nでは時刻同期は設定しないでください。ATTO FibreBridge 7600Nまたは7500Nの時刻は、ONTAPでブリッジが検出されたあとにクラスタ時間に設定されます。それ以降は1日1回の頻度で定期的に同期されます。使用されるタイム ゾーンはGMTで、変更することはできません。
    1. IP管理用に設定する場合は、ブリッジのIP設定を行います。

      ONTAP 9.5以降を実行しているシステムでは、インバンド管理を使用して、IPアクセスではなくFCポート経由でブリッジにアクセスできます。

      QuickNAVユーティリティなしでIPアドレスを設定するには、FibreBridgeに対するシリアル接続が必要です。

      CLIを使用する場合は、次のコマンドを実行する必要があります。set ipaddress mp1 ip-addressset ipsubnetmask mp1 subnet-maskset ipgateway mp1 x.x.x.xset ipdhcp mp1 disabledset ethernetspeed mp1 1000
    2. ブリッジ名を設定します。
      ブリッジ名は、MetroCluster構成内でそれぞれ一意である必要があります。
      各サイトの1つのスタック グループにおけるブリッジ名の例:
      • bridge_A_1a
      • bridge_A_1b
      • bridge_B_1a
      • bridge_B_1b
      CLIを使用する場合は、次のコマンドを実行する必要があります。set bridgename bridgename
    3. ONTAP 9.4以前を実行している場合は、ブリッジでSNMPを有効にします。set SNMP enabled
      ONTAP 9.5以降を実行している場合、ONTAPはブリッジへのFC接続を介してインバンド監視を使用するため、SNMPは無効のままにしておく必要があります。
  5. ブリッジのFCポートを設定します。
    1. ブリッジFCポートのデータ速度を設定します。

      サポートされるFCデータ速度は、モデル ブリッジによって異なります。

      • FibreBridge 7600ブリッジは、最大32、16、または8Gbpsをサポートします。
      • FibreBridge 7500ブリッジは、最大16、8、または4Gbpsをサポートします。
      • FibreBridge 6500ブリッジは、最大8、4、または2Gbpsをサポートします。
      注: 選択できるFCDataRateの速度は、ブリッジ ポートを接続するコントローラ モジュールまたはスイッチのブリッジ / FCポートの両方でサポートされる最大速度以下です。ケーブルでの接続距離がSFPおよびその他のハードウェアの制限を超えないようにしてください。
      CLIを使用する場合は、次のコマンドを実行する必要があります。set FCDataRate port-number port-speed
    2. FibreBridge 7500N / 6500Nブリッジを設定する場合は、ポートが使用する接続モードをptpに設定します。
      注: FibreBridge 7600Nブリッジを設定する場合、FCConnModeの設定は不要です。
      CLIを使用する場合は、次のコマンドを実行する必要があります。set FCConnMode port-number ptp
    3. FibreBridge 7600N / 7500Nブリッジを設定する場合は、FC2ポートを設定または無効にする必要があります。
      • 2番目のポートを使用する場合は、FC2ポートについて同じ手順を繰り返す必要があります。
      • 2番目のポートを使用しない場合は、ポートを無効にする必要があります。FCPortDisable port-number
      次の例では、FCポート2を無効にしています。
      FCPortDisable 2
      
      Fibre Channel Port 2 has been disabled.
    4. FibreBridge 7600N / 7500Nブリッジを設定する場合は、未使用のSASポートを無効にします。SASPortDisable sas-port
      注: SASポートA~Dはデフォルトで有効になります。使用していないSASポートを無効にする必要があります。
      SASポートAのみを使用している場合、SASポートB、C、およびDを無効にする必要があります。次の例では、SASポートBを無効にしています。SASポートCおよびDについても、同じように無効にする必要があります。
      SASPortDisable b
      
      SAS Port B has been disabled.
  6. ブリッジの設定を保存して、ブリッジへのアクセスを保護します。
    1. ブリッジの設定を保存します。
      次のコマンドを実行する必要があります。SaveConfiguration FirmwareRestart

      ブリッジを再起動するよう求められます。

    2. ONTAP 9.5以降を実行しており、インバンド管理用に設定する場合は、ブリッジへのアクセスを保護します。
      ONTAP 9.5以降では、ブリッジへのアクセスを保護して、FCポート経由のインバンド管理を使用するアクセスのみを許可できます。
      次のコマンドを実行する必要があります。SecureBridge
  7. MetroClusterの構成が完了したら、flashimagesコマンドを使用してブリッジで使用しているFibreBridgeファームウェアのバージョンを確認し、サポートされている最新バージョンでない場合は構成内のすべてのブリッジのファームウェアを更新します。