MetroCluster IP構成で共有ISLを使用する場合は、サイトAのコントローラ ポートからサイトBのコントローラ ポートまでのエンドツーエンドのMetroCluster ISLの要件を理解しておく必要があります。
次の要件を満たす必要があります。
たとえば、40Gbpsポートは40Gbpsポートに接続します。
たとえば、2個のISLを使用してMetroClusterスイッチを中間スイッチに接続し、10個のISLを使用して中間スイッチどうしを接続できます。
たとえば、40GbpsのISLを使用してMetroClusterスイッチを中間スイッチに接続し、100GbpsのISLを使用して中間スイッチどうしを接続できます。
MetroCluster IPスイッチを共有ネットワークに接続するISLの数は、スイッチのモデルとポート タイプによって異なります。
MetroCluster IPスイッチのモデル | ポート タイプ | ISL数 |
---|---|---|
Broadcom対応のBES-53248スイッチ | 標準ポート | ISL×4、10Gbpsまたは25Gbpsポートを使用 |
Cisco 3132Q-V | 標準ポート | ISL×6、40Gbpsポートを使用 |
ブレークアウト ケーブル | 16×10Gbs ISL | |
Cisco 3232C | 標準ポート | ISL×6、40Gbpsまたは100Gbpsポートを使用 |
ブレークアウト ケーブル | 16×10Gbs ISL |
標準ポート速度モードとブレークアウト モードのISLポートの混在はサポートされていません。同じネットワーク内で、MetroCluster IPスイッチから中間スイッチへのすべてのISLで速度と長さが同じである必要があります。
最適なパフォーマンスを実現するには、ネットワークごとに少なくとも1つの40Gbps ISLか複数の10Gbps ISLを使用します。AFF A800システムでは、ネットワークごとに1つの10Gbps ISLを使用することは推奨されません。
共有ISLの理論上の最大スループット(たとえば40Gbps ISLが6つであれば240Gbps)は、すべての条件が揃った場合の最大値です。複数のISLを使用する場合は、統計上の負荷分散が最大スループットに影響することがあります。負荷が均一でなくなった場合、単一のISLと同じレベルまでスループットが低下する可能性があります。