ISLのケーブル接続の要件

MetroCluster IP構成で共有ISLを使用する場合は、サイトAのコントローラ ポートからサイトBのコントローラ ポートまでのエンドツーエンドのMetroCluster ISLの要件を理解しておく必要があります。

MetroCluster ISLの基本要件

次の要件を満たす必要があります。

  • ネイティブ速度のISLスイッチ ポートは、ネイティブ速度のISLスイッチ ポートに接続する必要があります。

    たとえば、40Gbpsポートは40Gbpsポートに接続します。

  • ブレークアウト ケーブルを使用しないネイティブ モードの10Gbpsポートは、ネイティブ モードの10Gbpsポートに接続できます。
  • MetroCluster IPスイッチとネットワークの間のISL、および中間スイッチ間のISLは、速度に関して同じルールに従います。
  • MetroClusterスイッチとネットワーク スイッチの間と、ネットワーク スイッチ間で、ISLの数が一致している必要はありません。

    たとえば、2個のISLを使用してMetroClusterスイッチを中間スイッチに接続し、10個のISLを使用して中間スイッチどうしを接続できます。

  • MetroClusterスイッチとネットワーク スイッチの間と、ネットワーク スイッチ間で、ISLの速度が一致している必要はありません。

    たとえば、40GbpsのISLを使用してMetroClusterスイッチを中間スイッチに接続し、100GbpsのISLを使用して中間スイッチどうしを接続できます。

  • 各MetroClusterスイッチを中間スイッチに接続するISLの数と速度は、両方のMetroClusterサイトで同じである必要があります。

共有ネットワークにおけるISLおよびブレークアウト ケーブルの数

MetroCluster IPスイッチを共有ネットワークに接続するISLの数は、スイッチのモデルとポート タイプによって異なります。

MetroCluster IPスイッチのモデル ポート タイプ ISL数
Broadcom対応のBES-53248スイッチ 標準ポート ISL×4、10Gbpsまたは25Gbpsポートを使用
Cisco 3132Q-V 標準ポート ISL×6、40Gbpsポートを使用
ブレークアウト ケーブル 16×10Gbs ISL
Cisco 3232C 標準ポート ISL×6、40Gbpsまたは100Gbpsポートを使用
ブレークアウト ケーブル 16×10Gbs ISL

最適なパフォーマンスを実現するには、ネットワークごとに少なくとも1つの40Gbps ISLか複数の10Gbps ISLを使用します。AFF A800システムでは、ネットワークごとに1つの10Gbps ISLを使用することは推奨されません。

共有ISLの理論上の最大スループット(たとえば40Gbps ISLが6つであれば240Gbps)は、すべての条件が揃った場合の最大値です。複数のISLを使用する場合は、統計上の負荷分散が最大スループットに影響することがあります。負荷が均一でなくなった場合、単一のISLと同じレベルまでスループットが低下する可能性があります。