新しいMetroClusterシステムで使用するブリッジの設置を準備する際には、システムが一定の要件を満たしていることを確認する必要があります。これには、ブリッジのセットアップや構成の要件と、 必要なドキュメント、ATTO QuickNAVユーティリティ、ブリッジ ファームウェアのダウンロードなどがあります。
開始する前に
- 納品時にシステム キャビネットに組み込まれていない場合、システムをラックに設置しておく必要があります。
- サポートされているハードウェア モデルとソフトウェア バージョンを使用する必要があります。
NetApp Interoperability Matrix Tool
IMTでは、[Storage Solution]フィールドを使用してMetroClusterソリューションを選択できます。[Component Explorer]でコンポーネントとONTAPのバージョンを選択し、検索を絞り込みます。[Show Results]をクリックし、サポートされる構成のうち、条件に該当する構成のリストを表示します。
- 各FCスイッチで、1つのFCポートを1つのブリッジに接続できる必要があります。
- SASケーブルの取り扱い方法、およびディスク シェルフの設置とケーブル接続に関する考慮事項とベストプラクティスを確認しておく必要があります。
考慮事項とベストプラクティスについては、使用しているディスク シェルフ モデルの『Installation and Service Guide』を参照してください。
ネットアップのマニュアル:ディスク シェルフ
- ブリッジの設定に使用するコンピュータでは、ATTO ExpressNAV GUIを使用するために、ATTOでサポートされているWebブラウザを実行している必要があります。
ATTO Product Release Notesに、サポートされているWebブラウザの最新のリストが掲載されています。このドキュメントには、以下の手順で説明するATTOのWebサイトからアクセスできます。
手順
- 使用しているディスク シェルフ モデルのInstallation and Service Guideをダウンロードします。
- FibreBridgeのモデルに対応するリンクを使用してATTOのWebサイトにアクセスし、マニュアルとQuickNAVユーティリティをダウンロードします。
- 推奨されるブリッジ管理インターフェイス、ATTO ExpressNAV GUIおよびATTO QuickNAVユーティリティを使用するために必要なハードウェアおよび情報を収集します。
- デフォルト以外のユーザ名とパスワードを決定します(ブリッジへのアクセス用)。
デフォルトのユーザ名とパスワードは変更してください。
- ブリッジのIP管理を設定する場合は、ブリッジに付属のシールド付きイーサネット ケーブルが必要です(ブリッジのイーサネット管理1ポートとネットワークの接続に使用)。
- ブリッジのIP管理を設定する場合は、各ブリッジのイーサネット管理1ポートのIPアドレス、サブネット マスク、およびゲートウェイの情報が必要です。
- セットアップに使用するコンピュータでVPNクライアントを無効にします。
アクティブなVPNクライアントがあると、ブリッジのQuickNAVスキャンが失敗します。