MetroCluster構成にはさまざまなハードウェア コンポーネントが必要です。わかりやすいように、MetroClusterのドキュメント全般をとおして標準的なコンポーネント名を使用します。また、一方のサイトをサイトAと呼び、もう一方のサイトをサイトBと呼びます。
ハードウェアとソフトウェアは、MetroCluster FC構成でサポートされている必要があります。
AFFシステムを使用する場合は、MetroCluster構成内のすべてのコントローラ モジュールをAFFシステムとして設定する必要があります。
MetroCluster構成ではハードウェアの冗長性が確保されるため、サイトには各コンポーネントが2つずつあります。コンポーネントの名前には、サイトを表すAまたはB、および2つあるコンポーネントのうちどちらかを表す番号として1または2を使用します。
SAS接続ストレッチMetroCluster構成には、シングルノードONTAPクラスタが2つ必要です。
名前はMetroCluster構成内で一意である必要があります。
名前の例:
SAS接続ストレッチMetroCluster構成には、ストレージ コントローラ モジュールが2つ必要です。
一部のコントローラ モジュールは、次の2つのオプションに対応しています。
オンボードのFC-VIポートを使用するコントローラ モジュールとアドオンのFC-VIカードを使用するコントローラ モジュールは混在できません。たとえば、あるノードでオンボードのFC-VI構成を使用する場合は、DRグループの他のすべてのノードでもオンボードのFC-VI構成を使用する必要があります。
名前の例:
SAS接続ストレッチMetroCluster構成には、SASディスク シェルフが少なくとも2台必要です。推奨されるSASディスク シェルフ数は4台です。
シェルフ単位でのディスク割り当てを可能にするために、各サイトにシェルフを2台配置することを推奨します。各サイトにシェルフ1台の最小構成もサポートされます。
名前の例: