クラウド階層としてのONTAP S3のセットアップ

ONTAP 9.8以降を実行している場合は、ONTAP S3をFabricPoolのクラウド階層としてセットアップできます。

開始する前に

ONTAP S3サーバの名前およびリモート クラスタにあるその関連LIFのIPアドレスを確認しておく必要があります。

ローカル クラスタとリモート クラスタの両方にクラスタ間LIFが必要です。

Creating intercluster LIFs for remote FabricPool tiering

手順

  1. S3サーバとLIFのエントリをDNSサーバに追加します。
    オプション 説明
    外部DNSサーバを使用する場合 S3サーバの名前とIPアドレスをDNSサーバ管理者に渡します。
    ローカル システムのDNS hostsテーブルを使用する場合 次のコマンドを入力します。 dns host create -vserver svm_name -address ip_address -hostname s3_server_name
  2. storage aggregate object-store config createコマンドで-provider-type ONTAP_S3パラメータを使用して、ONTAP S3の設定情報を指定します。
    • 指定した情報でローカルのONTAPシステムがONTAP S3サーバにアクセスできない場合、storage aggregate object-store config createコマンドは失敗します。
    • -access-keyパラメータを使用して、ONTAP S3サーバへの要求を認証するためのアクセス キーを指定します。
    • -secret-passwordパラメータを使用して、ONTAP S3サーバへの要求を認証するためのパスワード(シークレット アクセス キー)を指定します。
    • ONTAP S3サーバのパスワードが変更された場合は、ローカルのONTAPシステムに格納されている対応するパスワードをただちに更新する必要があります。

      これにより、中断なくONTAP S3オブジェクト ストア内のデータにアクセスできます。

    • -is-certificate-validation-enabledパラメータをfalseに設定すると、ONTAP S3の証明書のチェックが無効になります。
    cluster1::> storage aggregate object-store config create 
    -object-store-name myS3 -provider-type ONTAP_S3 -server myS3server 
    -container-name myS3container -access-key myS3key
    -secret-password myS3pass 
  3. storage aggregate object-store config showコマンドを使用して、ONTAP_S3の設定情報を表示して確認します。
    FabricPoolに使用するONTAP_S3の設定情報は、storage aggregate object-store config modifyコマンドを使用して変更できます。