System Managerとホット スペアとの相互運用性

ホット スペアは、ストレージ システムに割り当てられているものの、他のRAIDグループによって使用されていないディスクです。ホット スペアはデータを含んでおらず、RAIDグループで障害が発生したときにそのRAIDグループに割り当てられます。System Managerは、最大のディスクをホット スペアとして使用します。

RAIDグループに複数のディスク タイプがある場合、それぞれのディスク タイプでサイズの一番大きなディスクがホット スペアとして確保されます。たとえば、RAIDグループにSATAディスクとSASディスクがそれぞれ10本ずつある場合、最大サイズのSATAディスクと最大サイズのSASディスクがホット スペアになります。

最大サイズのディスクがパーティショニングされている場合、パーティショニングされているRAIDグループとされていないRAIDグループそれぞれにホット スペアが提供されます。最大サイズのディスクがパーティショニングされていない場合、1本のスペア ディスクが提供されます。

ディスク グループにルート パーティションがある場合は、最大サイズのパーティショニングされていないディスクがホット スペアとして確保されます。同じサイズのパーティショニングされていないディスクを使用できない場合は、スペア ルート パーティションがルート パーティション グループのホット スペアとして確保されます。

1本のスペア ディスクを複数のRAIDグループのホット スペアとして使用することができます。System Managerは、ノード レベルでオプションraid.min_spare_countに設定した値に基づいてホット スペア数を計算します。たとえば、SSD RAIDグループにSSDが10本あり、オプションraid.min_spare_countがノード レベルで1に設定されている場合、System Managerは1本のSSDをホット スペアとして残し、他の9本をSSD関連の処理に使用します。同様に、HDD RAIDグループにHDDが10本あり、オプションraid.min_spare_countがノード レベルで2に設定されている場合、System Managerは2本のHDDをホット スペアとして残し、他の8本をHDD関連の処理に使用します。

アグリゲートの作成、編集、およびアグリゲートへのHDDまたはSSDの追加を行う際に、System Managerは、SSD RAIDグループにホット スペア ルールを適用します。ホット スペア ルールは、ストレージ プールの作成時、または既存のストレージ プールへのディスクの追加時にも使用されます。

System Managerには、ホット スペア ルールの例外があります。