SVM管理者への管理の委譲

Storage Virtual Machine(SVM)を最終的な運用状態に、または基本的なネットワーク設定までセットアップしたら、必要に応じてその管理をSVM管理者に委譲できます。

タスク概要

SVM管理者は、System Managerを使用して委譲されたSVMを管理することはできません。委譲されたSVMを管理するにはCLIを使用する必要があります。

手順

  1. [管理者の詳細]セクションで、vsadminユーザ アカウントのパスワードを設定します。
  2. SVMの管理に専用のLIFを使用する場合は、[SVM管理用に新しいLIFを作成する]を選択し、ネットワークの詳細を指定します。
    データ プロトコルと管理プロトコルでは同じLIFを共有できないため、SANプロトコルでは専用のSVM管理LIFが必要になります。SVM管理LIFは、データ ポート上にのみ作成できます。
  3. サブネットの詳細も含めて、iSCSI LIFを作成するためのネットワークの詳細を指定します。
    状況 手順
    サブネットを使用してIPアドレスを指定する
    1. [サブネットを使用する]を選択します。
    2. [詳細を追加]ダイアログ ボックスで、割り当てるIPアドレスを含むサブネットを選択します。

      クラスタ間LIFの場合、選択したIPspaceに関連付けられているサブネットだけが表示されます。

    3. インターフェイスに特定のIPアドレスを割り当てる場合は、[特定のIPアドレスを使用する]を選択してIPアドレスを入力します。

      指定したIPアドレスがサブネット内にない場合、追加されます。

    4. [OK]をクリックします。
    サブネットを使用せずに手動でIPアドレスを指定する
    1. [サブネットを使用しない]を選択します。
    2. [詳細を追加]ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
      1. IPアドレスとネットワーク マスクまたはプレフィックスを指定します。
      2. 必要に応じて、ゲートウェイを指定します。
      3. [デスティネーション]フィールドでデフォルト値を使用しない場合は、新しいデスティネーションの値を指定します。

        カスタムの値を指定しない場合、IPアドレス ファミリーに基づいて、[デスティネーション]フィールドにデフォルト値が設定されます。

      ルートが存在しない場合は、ゲートウェイとデスティネーションに基づいて新しいルートが自動的に作成されます。

    3. [OK]をクリックします。
  4. データLIFを作成するポートを指定します。
    1. [参照]をクリックします。
    2. [ネットワーク ポートまたはアダプタの選択]ダイアログ ボックスからポートを選択します。
    3. [OK]をクリックします。

タスクの結果

vsadminアカウントのロックが解除され、パスワードが設定されます。

vsadminアカウントのデフォルトのアクセス方法は、ONTAP API(ontapi)およびSSH(ssh)です。SVM管理者は、管理IPアドレスを使用してストレージ システムにログインできます。

終了後の操作

[Storage Virtual Machineの編集]ダイアログ ボックスを使用して、SVMにアグリゲートを割り当てる必要があります。

注:SVMにアグリゲートが割り当てられていないと、SVM管理者はボリュームを作成できません。