System Managerを使用して、ボリューム名、セキュリティ形式、フラクショナル リザーブ、スペース ギャランティなどのボリューム プロパティを変更できます。また、Storage Efficiencyの設定(重複排除スケジュール、重複排除ポリシー、圧縮)、およびスペース再生利用の設定も変更できます。
開始する前に
ボリューム暗号化を有効にするには、System Managerを使用してボリューム暗号化ライセンスをインストールし、コマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して「key-manager setup」を有効にしておく必要があります。「key-manager setup」を有効にしたあとで、Webブラウザの表示を更新してください。
手順
- をクリックします。
- [SVM]フィールドのドロップダウン メニューから、編集するボリュームがあるStorage Virtual Machine(SVM)を選択します。
- 変更するボリュームを選択し、[編集]をクリックします。
[ボリュームの編集]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [全般]タブで、必要に応じて次のプロパティを変更します。
- [Storage Efficiency]タブをクリックし、次のプロパティを設定してStorage Efficiencyを有効にします。
オールフラッシュで最適化されたアグリゲートに含まれるボリュームでバックグラウンド圧縮を有効にすることはできません。このようなボリュームで有効にできるのは、インライン圧縮のみです。
インライン重複排除を有効にできるのは、オールフラッシュで最適化されたアグリゲートに含まれるボリュームとFlash Poolアグリゲートに含まれるボリュームだけです。
- SnapLockボリュームの場合、[SnapLock]タブをクリックし、次の手順を実行します。
- 自動コミット期間を指定します。
自動コミット期間は、そのボリューム内のファイルに変更がなかった場合にWORM状態にコミットされるまでの期間です。
- 最小保持期間と最大保持期間を指定します。
1日から70年までの任意の値、または[制限なし]に指定できます。
- デフォルトの保持期間を選択します。
デフォルトの保持期間は、最小保持期間と最大保持期間の間の値に設定します。
- [アドバンスト]タブをクリックし、次のプロパティを有効にします。
- ボリュームの使用済みスペースが拡張しきい値を超えた場合にボリュームを自動的に拡張するには、[拡張]を選択します。
- ボリュームのサイズを使用済みスペースの増減に合わせて拡張または縮小するには、[拡張または縮小]を選択します。
- ボリュームを拡張できる最大サイズを指定します。
- 次のいずれかのオプションを選択して、古いSnapshotコピーの自動削除を有効にします。
- 試行
他のサブシステムによってロックされていないSnapshotコピーを削除します。
- 破棄
データ バックアップ機能によってロックされているSnapshotコピーを削除します。
- 中断
データ転送を中断する可能性のあるSnapshotコピーを削除します。
- ボリュームに割り当てるキャッシング ポリシーを選択します。
このオプションは、Flash Poolアグリゲートに含まれるFlexVolに対してのみ使用できます。
- ボリュームのキャッシュ データの保持優先度を選択します。
このオプションは、Flash Poolアグリゲートに含まれるFlexVolに対してのみ使用できます。
- ボリュームに設定するフラクショナル リザーブを指定します。
- ファイルの読み取りに適用するアクセス時間を更新します。
このオプションは、SnapLockボリュームに対しては無効になります。
- [保存して閉じる]をクリックします。