Flash Cacheモジュールの仕組み

Flash Cacheモジュールを使用すると、ストレージ システムのパフォーマンスが向上します。Flash Cacheモジュールによる効果は、[ハードウェア キャッシュ]ウィンドウに表示されます。

Flash Cacheモジュールとディスクは、ストレージ システムのワークロード要件に基づいて設定することができます。Flash Cacheモジュールとディスクで処理する読み取りワークロード(読み取り操作の数)を特定することで、ストレージ システムのパフォーマンスを分析できます。

ストレージ システムのブート時や、テイクオーバー後にストレージ システムに制御が戻った時点では、Flash Cacheモジュールにはデータが格納されていません。そのため、ストレージ システムのその時点のデータ読み取り要求はすべてディスクで処理されます。

Flash Cacheモジュールには、データ読み取り要求が処理されるに従って少しずつデータが取り込まれます。データ読み取り要求の処理は、Flash Cacheモジュールの方がディスクよりも高速であるため、Flash Cacheモジュールを利用するとストレージ システムのパフォーマンスが向上します。

Flash Cacheモジュールで処理されるデータ読み取り要求は、ディスクで処理されるデータ読み取り要求に代わるものであるため、ストレージ システムのパフォーマンスがどの程度向上するかは、代わりに処理されるディスク読み取りによって決まります。ストレージ システムのパフォーマンスに対するFlash Cacheモジュールの効果を判断するには、[ハードウェア キャッシュ]ウィンドウでFlash Cacheモジュールにデータが格納されているときの読み取りワークロードのグラフを確認する必要があります。