ストレージQoSポリシー グループには、1つのサービス レベル目標、つまり最大スループット制限を指定できます。最大スループット制限は、IOPS、Mbps、またはその両方の単位で定義します。ポリシー グループ内のすべてのワークロードのスループットの合計がこの値を超えることはできません。
あるポリシー グループに最大スループットを指定すると、ストレージQoSは、そのポリシー グループ内のすべてのワークロードの合計スループットがこの最大スループットを超えることがないように、クライアント処理を制御します。
たとえば、「untested_apps」というポリシー グループを作成し、最大スループットとして300Mbpsを指定したとします。このポリシー グループに3つのボリュームを割り当てます。3つのボリュームを合わせたスループットが300Mbpsを超えることはできません。
最大スループットの指定については、次の点に注意してください。
たとえば、クリティカルでないワークロードを制限することにより、クリティカルなワークロードに必要なスループットを確保できます。
たとえば、平均的な利用率が500IOPSの場合は、制限を1,000IOPSに指定することが考えられます。