SVM
System Manager
を使用して、クラスタ内の
SVM
を管理できます。
詳細情報
SVMの[ダッシュボード]ウィンドウ
ダッシュボードは、
Storage Virtual Machine(SVM)
とそのパフォーマンスについて、履歴を含めた情報をわかりやすく表示します。
[ダッシュボード]
ウィンドウ
を使用して、
SVM
に関する重要な情報を確認できます。これには、設定されているプロトコル、容量の上限に近づいているボリューム、パフォーマンスなどの情報が含まれます。
SVMの監視
System Manager
のダッシュボードを使用すると、
Storage Virtual Machine(SVM)
の健全性とパフォーマンスを監視できます。
SVMの設定の編集
System Manager
を使用して、
Storage Virtual Machine(SVM)
のプロパティ(ネーム サービス スイッチ、ネーム マッピング スイッチ、アグリゲート リストなど)を編集できます。
SVMの削除
System Manager
を使用して、不要になった
Storage Virtual Machine(SVM)
をストレージ システム構成から削除できます。
SVMの開始
System Manager
を使用して
Storage Virtual Machine(SVM)
を開始することで、
SVM
からデータにアクセスできるようになります。
SVMの停止
Storage Virtual Machine(SVM)
の問題のトラブルシューティングを行う場合、
SVM
を削除する場合、または
SVM
からのデータ アクセスを停止する場合は、
System Manager
を使用して
SVM
を停止できます。
SVMの管理
Storage Virtual Machine(SVM)
管理者は、クラスタ管理者によって割り当てられた権限に応じて、
SVM
およびそのリソース(ボリューム、プロトコル、サービスなど)を管理できます。
SVM
管理者は、
SVM
を作成、変更、または削除できません。
ファイル アクセスのトレースによるSVMのアクセス エラー診断
System Manager
9.6以降では、
Storage Virtual Machine(SVM)
のCIFS / NFSファイル アクセス エラーを診断できます。
SVMの種類
クラスタは、クラスタとそのリソースの管理、およびクライアントとアプリケーションへのデータ アクセスを支援する4種類の
SVM
で構成されます。
SVMの使用目的
SVM
は、ストレージ システムと同様に、物理ストレージまたはコントローラに関係なく、クライアントにデータ アクセスを提供します。
SVM
には、ノンストップ オペレーション、優れた拡張性、セキュリティ、ユニファイド ストレージなどの利点があります。
ONTAPのネーム サービス スイッチ設定の仕組み
ONTAPでは、UNIXシステムの
/etc/nsswitch.conf
ファイルに相当するテーブルにネーム サービス設定情報が格納されます。このテーブルを環境に応じて適切に設定するためには、その機能とONTAPでテーブルがどのように使用されるかを理解しておく必要があります。
[Storage Virtual Machine]ウィンドウ
[Storage Virtual Machine]
ウィンドウを使用して、
Storage Virtual Machine(SVM)
を管理したり、SVMに関する情報を表示したりできます。
[ファイル アクセスのトレース]ウィンドウ
System Manager
9.6以降では、
[ファイル アクセスのトレース]
ウィンドウを使用して、
SVM
のファイルや共有にCIFSまたはNFSプロトコルを使用してアクセスする際の問題を診断できます。
親トピック:
論理ストレージの管理
関連情報
SAN管理
ONTAPの概念