ストレージQoSの仕組み

ストレージQoSは、クライアント処理(SANおよびNASデータ要求)とシステム処理のスロットリングと優先順位付けを行うことで、ポリシー グループに割り当てられるワークロードを制御します。

次の図は、ストレージQoSの使用前と使用後の環境の例を示しています。左の図では、複数のワークロードがI/Oを送信するためにクラスタ リソースを奪い合っています。これらのワークロードのパフォーマンスは「ベスト エフォート」によって決まるため、パフォーマンスを予測することは困難です(たとえば、あるワークロードのパフォーマンスが高くなると、他のワークロードが悪影響を受ける場合があります)。右の図は、同じワークロードを、最大スループットを適用するポリシー グループにそれぞれ割り当てた状態を示しています。


この図には説明が付随しています。

-max-throughputパラメータはポリシー グループの最大スループットを指定し、ポリシー グループのスループットはこの値までに制限されます。このパラメータには、IOPSまたはMB/秒の値、あるいはその両方をカンマで区切って指定します。指定できる値はゼロ以上の任意の値です。

単位は10進数です。数値と単位の間にスペースは入れません。-max-throughputパラメータのデフォルト値は無制限で、INFという特別な値で指定します。

注:-max-throughputパラメータには、デフォルトの単位はありません。ゼロまたは無制限以外の値を指定する場合は、単位を指定する必要があります。

値を削除する場合は、「none」と指定します。使用可能な最大値を指定するには、「INF」と指定します。スループットの有効な指定値の例は、「100B/s」「10KB/s」「1gb/s」「500MB/s」「1tb/s」「100iops」「100iops,400KB/s」「800KB/s,100iops」などです。